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〜赤ちゃんを迎える不思議な儀式〜

 

 

自分の赤ちゃんになる受精卵を直接見れることも、

子宮に戻すのを目で見る事が出来るのも、

今の時代だからこそできる事だなと、未来を感じました。

 

生命の誕生的に自然か不自然かを問う方もいらっしゃると思います。

 

私も妊娠なんて自然に出来るものだと

子供の頃はそう思っていました。

 

 

私のように欲しいと思っても妊娠しづらいなど、

そう言った様々な事情を抱える方がたくさん増えています。

 

これは便利な社会がつくって来たものかもしれないですし、

生き方の多様化にも関係することなのかもしれません。

 

私は、自分が子供が欲しいと思った時に、

私の人生で赤ちゃんを望むために、通らないといけない道がこれなんだと感じ、

それを素直に受け入れました。

 

 

その上で、何が出来るかを考えるしかないですものね。

 

自分で体感して、赤ちゃんがどのようにやってくるのか、

何が自然で自然でないかを知りたかったのだと思います。

 

その根底には、“知りたい”がいつもある気がします。

 

 

 

赤ちゃんを迎える時間がやって来ました。

 

歩いて施術台まで行き、いよいよ始まります。

 

 

お小水を溜めた方が角度的に入りやすくなるということで我慢我慢。

 

 

では始めます。と先生。

 

しばらくすると、

 

別部屋からどなたかが入って来ました。

 

 

「エリさん(実際は本名)の卵ちゃんをお持ちしました！」

 

 

え？！

 

 

まさかの儀式スタイル。

 

 

 

あまりにびっくりして、ニュアンスはそんな感じのことを言いながら、培養師さんが卵ちゃんを連れてこられました。

 

 

先生「卵が入るところ、見ますか？」

 

 

え！見れるの？

見ます！

 

 

それからは凝視です。

こんな経験、無いですからね。

 

 

「この辺りに入りますよ」

 

 

と、卵管をイメージさせるような

長い管を通って、

 

 

コロコロコロ

 

 

ピトッ

 

 

っと、卵ちゃんが入りました。

 

 

施術はすぐに終わりました。

 

 

このピトッで、大丈夫？

っていうくらいの感じでした。

 

 

そのまま歩いて、待機室まで行き、

少し安静にしてから、そのまま帰ります。

 

 

一度先生のところへ行き説明を受けて帰宅。

 

 

溜めてたお小水を出さない訳にはいかないので、

トイレに行っても、これ出ちゃわないのかな？

って心配が常にありました。

 

 

そして、無事にその子をお腹に迎えて歩く時、

不思議な現象が起きていました。

 

 

ぽこぽこ

 

 

お腹で、サイダーが弾けるように、

ずーーーっとぽこぽこが止まりませんでした。

 

 

細胞分裂って、感じるもの？

 

って思いながら、ぽこぽこのお腹のまま過ごしました。

 

 

帰りの電車で見た動画は、

YouTubeの、赤ちゃんがお腹の中で成長するまでの過程。

(↑音量に注意してくださいね。

私が帰りの電車で観た動画です)

 

 

 

お腹の中でどんな事が起きているのか、

イメージトレーニングです。

 

 

 

5日ほど分裂させた後、冷凍させた子なので、

子宮に潜る(着床)までは2日ほどかかるそうです。

 

 

着床できるか出来ないかは、

その子の力でもあります。

 

 

それまでは安静に。

通常通り過ごせるけど、出血したり何が起こるか分からないので

しっかりと様子を見ていました。

 

 

そして、ある明け方、不思議なことが起きました。

 

 

 

つづく