2〜3歳の頃の記憶を、覚えていらっしゃいますか。

わたしに残っているのは、たったひとつ。
当時住んでいた山の上の家から、毎日夕陽を眺めている自分の姿だけなのです。

夕陽だけが残った記憶

夕暮れどき、母は夕食づくりに追われている時間。
わたしは金網にしがみついて、来る日も来る日もオレンジ色の夕陽を眺めていました。

母に確認したところ、間違いなくあった光景のようです。
なぜそれだけが残ったのか、理由はわかりません。けれど今も夕陽を見ると、どこか懐かしくなる自分がいます。

オレンジ色と、子ども時代の感情

色の世界では、オレンジ色は子どもの頃の記憶や感情と深い関係があると言われています。

そして幼い日の記憶や感情は、大人になった今の思考や感情に、影響を与えていることが多いようです。

「インナーチャイルド」という言葉を耳にされた方も多いと思います。
心の中に残っている、子ども時代の自分のこと。寂しかった想い、愛されたかった想い、怖かった記憶——満たされなかった感情が、そっと残っていたりするのです。

それは当時、自分の感情をうまく表現できなかったからかもしれません。

満たせるのは、自分しかいない

大切なのは、まずその感情に気づいてあげること。
自分を少し離れたところから眺めて、「あのとき、寂しかったんだね」と認めてあげることです。

気づいたら、排除するのではなく、受け止める。
そして、あのとき欲しかったものを、今のあなたが自分自身に与えてあげてください。

これは、他人にはできません。
欲しいものを外に求めるのではなく、自分で自分に与える。本当の満たしは、これでしか得られないように思うのです。

お守りとしての、インカローズ

わたし自身、置き去りにしてきた感情に気づいて、自分への満たしが必要だと感じはじめました。

そんなお話とともにご紹介したいのが、インカローズです。
華やかなバラ色の石で、古くから生きる喜びの象徴とされてきました。

疲れた心をいたわり、自分を満たすと決めた日の、お守りとして。
身につけるたび、「今日も自分に与えてあげよう」と思い出す合図になってくれます。

まとめ——まずは、受け入れるところから

いまある自分の状況や感情を受け入れると、不思議と道が見えてきます。

幼い日の自分も、今の自分も、否定しなくて大丈夫。
まずは気づいて、受け止めて、自分で自分を満たしてあげる。そこから先の歩き方は、いくらでも選べます。