あのとき、ああしていれば。
あの人に、本当の気持ちを言えていれば。

ふとした瞬間に顔を出す「やり残したこと」は、ありませんか。
忙しさでフタをしても、後悔は心の奥に残り続けます。今日は、その後悔をほどいて、前に進む力に変えるはなしです。

振り返ることは、後ろ向きではない

「過去を振り返っても仕方ない」とよく言われます。

でも、ホロスコープの世界には、まっすぐ進む時期だけでなく、いったん戻って、やり残したことと改めて出会う時期があるという考え方があります。

前に進むことだけが正解ではない。
立ち止まって過去と向き合う時間にも、ちゃんと意味がある——そう思えるだけで、少し息がしやすくなりませんか。

その頃の自分に、もう一度戻ってみる

後悔をほどく手順は、シンプルです。

その頃の自分に戻って、ふたつのことを受け止めてあげてください。

  • - あのとき、わたしは何を感じていたのか
  • - 本当は、何がしたかったのか

言えなかった本音、すれ違ったままの相手、選ばなかった道。
当時の自分の気持ちに名前をつけてあげると、漠然とした重さだったものの輪郭が、はっきりと見えてきます。

精算できるなら動く。できないなら、意味を変える

受け止めたら、次はふたつにひとつです。

今からでも行動して精算できることなら、動いてみる。
伝えそびれた感謝を伝える。途中でやめたことを再開する。今度こそ本音を言う。遅すぎるということは、案外ないものです。

もう取り戻せないことなら、そこから受け取ったものを探す。
あの経験があったから気づけたこと、学べたこと、感謝できること。意味づけが変わったとき、それは後悔ではなく、人生の糧になります。

タンザナイトという、振り返りのお守り

この振り返りの時間に寄り添う石として、タンザナイトをご紹介します。

石言葉は「誇り高き人物」「高貴」「知性」「冷静」「希望」。
気持ちを落ち着かせて、冷静に物事を見つめる支えになる石といわれ、産出地のアフリカでは、長くつらい時期から抜け出すための石として大切に扱われてきました。

過去と向き合うのは、勇気のいる作業です。
深い青の石を手元に置いて、「自分を下げるためではなく、受け止めるための振り返り」というお守りにしてみてください。

受け止めて進む人は、強くなる

ありのままの自分に、すでに価値があります。
過去のやり残しも、それに気づいて向き合おうとしている今のあなたも、まるごとです。

振り返り、受け止めて、また歩き出す。
そのたびにあなたはひとつ強くなって、目の前の道は、また無数に広がっていきます。