「なぜか分からないけれど、いける気がする」。
理由を聞かれても説明できないのに、そう思えた瞬間はありませんか。
不思議なことに、そういうときの挑戦は、わりとうまく運ぶものです。
今日は、この「根拠のない自信」の正体についてお話しします。
根拠のない自信は、自分への信頼の証
根拠のない自信というと、無謀さや思い上がりのように聞こえるかもしれません。
けれど実際は逆で、自分への信頼が静かに積み上がった証です。
銀行の通帳に例えてみてください。
「自分の気持ちを大切にできた」という小さな入金が重なると、残高が育ちます。
「できる気がする」は、その残高がふと顔を出した瞬間なのです。
では、その入金はどうすれば増えるのでしょう。
鍵は、自分に誠実でいることにあります。
あなたは、自分に誠実でいますか
自分に誠実でいるとは、難しいことではありません。
湧いてきた気持ちを、なかったことにしない。それだけです。
ところがわたしたちは、これがなかなかできません。
本当は嫌なのに「大丈夫です」と引き受ける。違和感があるのに「気のせい」とフタをする。そのたびに、心は少しずつ自分から遠ざかります。
もし長いあいだ気持ちを無視してきたとしても、責めなくていいのです。
そうするしかなかった自分を、まず許して受け入れる。そこからやり直せます。
「なんとなく」は、自分からのメッセージ
なんとなく気が進まない。なんとなく、こちらに惹かれる。
理屈より先にやってくるこの感覚は、あなた自身からのメッセージです。
嫌な感じがするなら、断る勇気もときには大切なこと。
- - 「なんとなく」を、気のせいで片づけない
- - 嫌だと感じた自分を、責めない
- - 小さな「こうしたい」を、ひとつ叶えてあげる
感覚を無視せず、自分との対話を重ねること。
それが心のセルフカウンセリングであり、信頼の残高を増やすいちばんの近道です。
お守りとしての、トパーズ
このお話とともにご紹介したいのが、トパーズという天然石です。
トパーズの石言葉は「誠実」。
古くから「太陽の石」とも呼ばれ、自分の内側にある豊かさに気づき、のびのびと自分らしく生きることを支える石とされてきました。
自分の気持ちに正直でいたいとき、そのお守りとして手元に置いてみてください。
石にふれるたび、「いまの本音はどうだろう」と自分に尋ねる合図になります。
まとめ——信頼の残高は、今日から増やせる
根拠のない自信は、生まれつきの才能ではありません。
自分の気持ちを無視しなかった日々の、積み重ねの結果です。
これまでの残高がゼロに思えても、心配いりません。
入金は今日からでも始められて、その道は一本ではなく、いくらでも引き直せます。
まずは今夜、自分にひとつ聞いてみてください。
「本当は、どうしたい?」——その答えを大切にすることから、すべてが始まります。