なぜこんなことになったのだろう。
どんなに考えても堂々巡りで、答えのない底なし沼に足を取られて、身動きがとれない。
現実を受け止められない、受け入れられない——そんな状態のお話です。
覚悟が足りないから、ではありませんでした
受け入れられないのは覚悟ができていないからだ、と思っていました。
でも、どうやらそうではないようです。覚悟以前の問題でした。
現実を受け止めることが、苦しくて苦しくて、できないのです。
それはあなたが弱いからではありません。
頭で考えてばかりいるから、頭の中はぐるぐる、ぐちゃぐちゃ。いっぱいいっぱいで、新しいものが入るスペースがないパンク状態。心は「もう無理」と悲鳴をあげています。
頭でわかることと、心でわかること
こうなりたい、こうしたい、と思っているのに、口では真逆のことを言ってしまう。
人って、そういうことがあるんですよね。
頭でわかったふりをしても、動けないのです。まだ心にまで降りてきていないから。
心でわかったふりをしても、心が本当に納得していないと、やっぱり動けない。
頭と心の両方に必要のないものが詰まったままだと、目も耳も塞ぎたくなって、見たい世界だけを見てしまいます。
夢の中にいるような状態、と言ってもいいかもしれません。
怖い場所にこそ、本質がある
では、どうしたら夢から覚めるのでしょうか。
行くのを恐れている場所へ、足を踏み入れることだと思うのです。
怖い領域、行きたくないと思っているところに一歩入って、はじめて事の本質が見えてくる。夢の中にいたままでは、本当のところにはたどり着けません。
ただし、順番があります。疲れきった心のままで、大事なことを決めないこと。
心がすり減った状態では、目の前の物事を正しく見ることができません。
まずは休んで、頭と心に詰まったものを少しずつ出して、スペースをつくる。向き合うのは、それからで十分です。
お守りとしての、スギライト
このお話とともにご紹介したいのが、スギライトという石です。
深い紫の色合いから、古くから「本当に大切なものに目を向ける」ことの象徴とされてきました。
複雑な人間関係のなかで、問題から目をそらさないと決めた日のお守りとして、そっと手元に置いてみてください。
まとめ——夢から覚めて、自分の足で
受け入れられない時期があっても、いいのです。
休んで、スペースをつくって、怖かった場所に小さく一歩入ってみる。
そこで見えた本質が、あなたの望む未来へ歩き出すための地図になります。道は、そこから何本でも引き直せます。