大好きな曲を、何度も繰り返し聴く。
それだけで気分がよくなる時間が、わたしにはありました。クラシック音楽です。
ところがある日を境に、その大好きな曲が聴けなくなってしまったのです。
今日は、そこから見えてきた「心の軸」のお話です。
落ち込んだ日を境に、聴けなくなった
きっかけは、ある日の出来事でガーンと落ち込んだことでした。
落ち込むと、半端ないんです。気持ちが沈みきってしまうと、あれほど心地よかった音楽に、手が伸びなくなりました。
「気持ちが下がりきってしまったからだ」と気づいてからは、とにかく元の自分に戻すことに意識を集中して、どうにか立て直し、音楽鑑賞も復活しました。
でも、そこでふと思ったのです。
曲のせいでは、なかった
好きで聴いていた曲が、聴けなくなるってどういうこと?
落ち込んだ原因は、まったく別のところにありました。曲は何も悪くない。
むしろ、曲が気分を上げてくれていたのも事実です。
それでも気づいてしまいました。
大事なのは「曲で気分を上げること」ではなかったのだと。
気分を上げる道具として音楽に頼っていると、心が沈んだとたん、その道具ごと手放してしまうのです。
「心地よく聴ける」状態を、守る
そこで、考え方を改めました。
これからは「心地よく聴ける」状態をキープすることを、いちばん大切にしよう、と。
なぜならそれこそが、心のニュートラル——上げでも下げでもない、安定した状態だと思うからです。
もちろん、ここぞという日にテンションを上げるために聴くこともあります。
でもわたしにとってクラシック音楽は、本来、心を穏やかに保つためのもの。
「心地よく聴ける自分でいられているか」を、心の体温計のように使うことにしたのです。
諸行無常——変わり続けるから、軸がいる
「諸行無常」という言葉があります。
世の中のあらゆるものは一定ではなく、絶えず変化し続ける、という真理です。
安定に安住すると、人としての成長は望めず、ときにそれは執着につながります。
だからこそ、変化を恐れず、あらゆる出来事に一喜一憂せず、心をニュートラルに保つことが大切なのです。
曲に、癒してくれるものと元気にしてくれるものがあるように、石にも、癒しが得意なもの、バランスをとるもの、お守りになるものがあります。
あなたの今に必要な「ニュートラル」を、探してみてはいかがでしょうか。
お守りとしての、ヘルデライト
彩石屋でこのお話とともに思い浮かぶのが、ヘルデライトという石です。
「気づき」をくれる石として親しまれてきました。
小さな変化に気づける自分でいたい——そう願う人のお守りに、そっと寄り添ってくれます。
まとめ——気づきがあれば、人は何度でも変われる
気づきがあって、人は変われます。
落ち込む日も、聴けなくなる日も、生きていればやってきます。
それでも「何があっても大丈夫」と戻ってこられる心地よい場所を、自分の中にひとつ持っておく。
その軸さえあれば、変化の数だけ、新しい自分に出会い直せます。