「人と話すと、どっと疲れてしまう」
「伝えたいことが、いつも言葉にならない」

お店でお話をうかがっていると、こうした生きづらさを抱えた方に本当によく出会います。
もしあなたもそうなら、最初にお伝えしたいことがあります。それは、あなたが弱いからでも、努力が足りないからでもない、ということです。

「うまく話せない」を、性格の欠点にしない

会話でつまずきやすい。物事の整理が苦手で、考えがすぐ散らかってしまう。勉強しても、なかなか頭に入らない。

こういう苦労を、わたしたちはつい「自分の欠点」として抱え込みます。
でも、根性で直そうとする前に、できることがあります。「わたしは、そういう特性を持って生まれたのかもしれない」と、一度立ち止まって眺めてみることです。

ホロスコープという、自己理解の地図

ホロスコープ(出生図。生まれた瞬間の星の配置を記した図)は、そこから一人ひとりの特性のヒントを読み解こうとしてきた、長い歴史を持つ知恵です。

たとえば「水星」は、古くからコミュニケーションと学びを表す星とされてきました。
ここに課題を持つ人は、人との会話で苦労しやすかったり、独特な考え方をしていて周りに伝わりにくかったり——そんな読み方が、昔からされてきたのです。

大事なのは、当たっているかどうかではありません。
苦手に名前がつくと、自分を責める材料が、自分を理解する材料に変わる。これがいちばんの値打ちです。

実は店主自身、このテーマには長く悩んできました。だからこそ、同じ生きづらさを抱えた方の話は、他人ごとと思えないのです。

運の良し悪しは、能力に似ている

お店でよくお伝えするのが、「運の良し悪しは、能力のようなもの」という考え方です。

能力は、生まれつきの素質だけでは伸びません。日々のくり返しで鍛えられていくものです。
自分の特性を知ることは入口にすぎなくて、そこから先は、お店に来る時間以外の「日常」をどう過ごすかで決まっていきます。

  • - 自分の特性を、まず知る
  • - 「だからダメ」ではなく「だからどう工夫する?」と問いを変える
  • - 小さな工夫を、日常でくり返す

知って終わりにしないこと。ここが分かれ道です。

エメラルドという、お守り

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、エメラルドです。
エメラルドは、古くから水星と結びつけて語られてきた石。伝えること・学ぶことに向き合うあなたの、お守りとしてそばに置いてみてください。

石が何かを解決してくれるわけではありません。
けれど、ふと目に入るたびに「今日も自分の特性とつきあっていこう」と思い出させてくれる、小さな相棒にはなってくれます。

まとめ——特性は、直すものではなく活かすもの

うまく話せない自分を、もう責めないでください。
独特な考え方は、裏返せば、ほかの誰にも見えない景色が見えているということでもあります。

特性を知り、日常を少しずつ整えていけば、進み方は一通りではありません。
あなたの歩幅で進める道が、いくつでも見つかっていきますように。