人前ではつい、自分を大きく見せてしまう。
本当はくたびれているのに、「すごい自分」を演じ続けている。
もし思い当たるなら、足元を見てみてください。
背伸びをしているその足元は、グラグラで、とても不安定なはずです。
背伸びの足元には、根が張れない
不安定な足元には、しっかりした根っこを張ることができません。
頭でっかちのまま偽りの自分を演じ続ければ、いつか限界が来ます。
心はバランスを崩して悲鳴をあげ、本来の自分からどんどん遠ざかっていく——。
しかも、背伸びをして見せている「すごい世界」は、実はその人が見たい小さな世界です。
その中に閉じこもっていると、外側にあるもっと素敵なものに気づくことができません。
「カッコ悪い自分」を許せていますか
素敵な人に出会ったら「あの人みたいになりたい」と素直に憧れる。
失敗したら「こんな方法もあったな、今度はこうしよう」と切り替える。
そうできたらいいのに、なぜか素直になれない。
だとしたら、「受け入れる」ことへの抵抗があるのかもしれません。
人には長所も短所もあります。表と裏、光と影。
カッコいい自分もあれば、カッコ悪い自分もある。なのに「カッコ悪い自分はだめ」と決めつけると、自分が許せなくなります。
許せない心は、自分を傷つけます。心がどんどん窮屈になっていくからです。
こだわりすぎが、心を窮屈にする
心を窮屈にするものが、もうひとつあります。「こだわり」です。
自分の考えにこだわりすぎると、人を認めることができなくなります。
自分も認められず、他人も認められないとなれば、八方塞がりです。
こだわりが必要な場面も、もちろんあります。要注意なのは「し過ぎる」こと。
- - 不要なこだわりは捨てる
- - 自分の考えに執着しない
- - 良い自分も悪い自分も、まるごと自分だと認める
ぜんぶひっくるめて自分。そう受け入れて、許すこと。
それが「等身大で生きる」ということです。
アメジストという、お守り
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、アメジストです。
濃い紫が美しいこの石は、ありのままの自分で、喜び、楽しむためのお守りとして親しまれてきました。
背伸びしそうになったとき、石にふれて「等身大でいい」と思い出す合図にしてみてください。
まとめ——根を張った場所から、道は伸びる
背伸びをやめることは、あきらめることではありません。
本当の足の高さで立ち直すことで、ようやく根が張れて、そこから本物の成長が始まります。
等身大のあなたで歩ける道は、ひとつではありません。
地に足がついたその場所から、道はいくらでも伸びていきます。