「頑張っているのに、なぜか満たされない」
そんな思いを抱えていませんか。足りないものを数え始めると、心はどんどん重くなります。今日は、「足るを知る人は、身も心も軽い」という言葉から始まるお話です。

「足るを知る」は、あきらめではない

「足るを知る」と聞くと、今のままで我慢しなさい、という意味に聞こえるかもしれません。
でも本来は、心穏やかに、安心して生きるための知恵のひとつです。

今あるものに目を向けられると、心は静かになります。
そして不思議なことに、心が静かなときのほうが、現実を正しく見ることができ、行きたい場所への道も見えやすくなるのです。

頭がガチガチだと、体もガチガチに

平静な心を保つ土台は、リラックスしてくつろぐこと。
静かな時間には、それだけで価値があります。呼吸を整える、ストレッチをする、ただぼんやりする。方法は何でもかまいません。

頭がガチガチに固まっているな、と感じたら、体も同じように固まっているサインです。
体をゆるめるストレッチと一緒に、心の柔軟体操も、すこしずつ。

部屋の掃除と、心の掃除

環境をシンプルにすることも、心を軽くしてくれます。
部屋を片付けると掃除がしやすくなり、毎日の負担がひとつ減りますね。

それと同じように、心にも掃除があります。
傷ついた気持ち、恨み、妬み、怒り。どれも人として自然な感情ですが、いつまでも抱えたままだと苦しくなってしまいます。

傷ついた感情があるなら、なかったことにせず、しっかりいたわってあげる。
「癒えていい」と自分に許可を出すことも、立派な心の掃除です。

うまくいかないときこそ、「与える」

うまくいかないとき、わたしたちはつい自分を締めつけがちです。
「気合いが足りない」「もっと削らなきゃ」と。

逆をやってみませんか。抑えるのではなく、「与える」のです。
休憩、睡眠、運動、おいしい食事。よいと思うものを、自分に与えてみる。

いつもと違うことをひとつやってみるのもいいですね。
どんな小さなことでもかまいません。それは、次に進むための準備になります。頑張った自分は認めて、足りなかったところは次につなげる。その入れ替えの時間です。

個性が調和する石、スーパーセブン

彩石屋でこのお話とともに思い浮かぶのが、スーパーセブンという天然石です。
7つの異なる鉱物が、ひとつの石の中で共存している石。それぞれの個性が打ち消し合わず、調和して存在している姿は、まるでわたしたち人間のようです。

違いを認め合う心の象徴とされてきた石。
あれこれ考えを巡らせて立ち止まっている時期の、お守りとして手元に置いてみてください。

まとめ——今に感謝できると、道は増えていく

変化の速い時代に、わたしたちも変わり続けています。
それでも変わらないものがあるとすれば、感謝と謙虚さを忘れない心です。

今あるものの大切さを知り、今の自分に「これがよい」と思えるものを与える。
その小さな積み重ねの先に、「この生き方がよい」と思える日々が待っています。足りないものを数える人生から、あるものを生かす人生へ。道は、いつからでも増やせます。