新しい年が始まったのに、なんだかスッキリしない。
そんな声を、年明けのお店でちらほら耳にします。
今日は、落ち込みやすいわたし自身の話も交えながら、「スタートの切り直し方」のお話をさせてください。
「取り返しがつかない」の、ほとんどは何とかなる
生きていると、いろいろなことが起こります。
失敗したり、言わなくていいことを言ってしまったり。「取り返しがつかないことをした」と、人は落ち込みます。
でも、振り返ってみると、命に関わること以外は、意外と何とかなるものです。
落ち込みの渦中でわたしが大事だと思ったのは、ふたつだけ。
目の前の人に誠意をもって接すること。人から言われたことを素直に聞いて、感謝すること。
落ち込んでいるときほど、そう考えにくいからこそ、あえて思考をそこへ持っていくのです。
心の毒出しは、身体に出る
このコラムを読んでくださっている方はご存じかもしれませんが、わたしは心にためこんだものが、身体に出るたちです。
正直、わかりやすいけれど、本当に嫌なものです。
ただ、身体に出たときは「自分を振り返りなさい」の合図でもあります。
自分を変えようとするとき、いちばんやりたくないことが目の前に来る。だから苦しい。
でも、その苦しさは、変わりはじめている証拠でもあるのです。
おみくじが教えてくれた「自分のことに集中する」
ある年のはじめ、「今年は流れが早いから、とにかく自分のことに集中すること」と、ある人に言われました。
その直後、お店の仲間たちと初詣に行き、おみくじを引いたら——書いてあったのは「自分の仕事に集中する」。
あまりにぴったりで、新年早々、納得してしまいました。
まわりの言葉に翻弄されず、自分自身をしっかり支えていく。
そのおみくじは、一年のお守りと戒めにしようと、お財布にそっとしまいました。ちなみに大吉です。すこし嬉しいですよね。
スタートは、心がオッケーを出したとき
カレンダーの上では、年が明けたらスタートです。
でも、わたしの感覚では、本当のスタートは「自分の心がオッケーを出したとき」。
何かをやり遂げて、自分で納得できた瞬間に、ようやく走り出せる。
だからスタートは1月1日でなくていいし、一度きりでなくてもいい。むしろ、何度来るのか楽しみなくらいです。
迷ったときは、考え込みすぎる前に直感を信じて、素早く決める。
わたしはこれを「0.2秒以内に決める」と呼んでいます。
まとめ——一喜一憂せず、切り替えて進む
失敗したことも、うまくいったことも、一喜一憂せずに受け止めて、切り替えて進む。
打たれ弱くてすぐ凹むわたしも、毎年これを練習しています。
今年がどんな一年でも、スタートは何度でも切り直せます。
あなたの「心のオッケー」が出るその日まで、焦らずにいきましょう。どんなことがあっても、道はここで終わりません。