「わたしの人生、どうしてこんなに遠回りばかりなんだろう」。
ふと、そんなふうに感じることはありませんか。

わたし自身、人からは波瀾万丈と言われる半生を送ってきました。けれどホロスコープ(出生図)を学んだとき、その見え方ががらりと変わったのです。今日はそのお話です。

出生図は「性格の根っこ」の見取り図

出生図とは、生まれた瞬間の空を写し取った、星の配置図のこと。
未来を言い当てる道具ではなく、自分の性格の根っこを知るための、自己理解の地図として、わたしは向き合っています。

地図ですから、進む道を決めるのはいつも自分です。
ただ、自分がいまどんな地形に立っているのかが分かると、歩き方はずいぶん変わります。

「ただ、真実を知りたかっただけ」

わたしの出生図を読み解くと、「物事の裏側まで探究せずにいられない人」という性質が出てきます。
しかも、人から聞いた答えでは納得できず、自分で経験して味わわないと気が済まないタイプ。

思い当たることだらけで、笑ってしまいました。

出来事の表面だけを見れば、たしかに波瀾万丈です。
でも根っこから見直すと、「ただ、物事の真実を知りたかっただけじゃない?」と腑に落ちました。

知りたい気持ちが人一倍強いから、深い経験のほうへ自分から歩いていく。
そう分かってからは、自分の人生を重く考えることが、ずいぶん減りました。

正反対の夫と、それでも続いてきた理由

出生図を学ぶ前に出会った夫は、わたしとは全く性質の違う人です。
むちゃくちゃな半生を打ち明けても、返ってきた感想は「へー」のひとこと。深く聞いてくることもありませんでした。

それでも「変で面白い」という、ただそれだけの理由で一緒になった人は、結婚17年が経っても、同じ理由で隣にいるのだと言ってくれました。

昔のわたしなら、きっと選ばなかった人です。
でも、自分の根っこ——人を研究したいほど知りたがりな性質——が分かったいまなら、納得できます。さんざん経験を重ねてきたからこそ、この人の面白さを選べたのだと。

自分の性質が腑に落ちると、人との縁の意味まで、読み直せるようになるのです。

まとめ——過去は、根っこから読み直せる

起きてしまった出来事は、変えられません。
でも、その意味づけは、何度でも書き直すことができます。

遠回りに見えた道のりも、根っこの性質から眺めれば、「自分らしく、知りたいものを追いかけてきた道」だったのかもしれません。

出生図は、そのための小さな手がかりのひとつです。
あなたの根っこには、どんな性質が眠っているでしょうか。それが分かった日から、過去の読み直しは何度でも始められます。道は、これからも無限に枝分かれしていくのですから。