「あなたって、優しいというより優柔不断だよね」。
ふいに言われたひとことが、ぐさりと刺さって抜けない。自分の長所だと思っていた部分を否定された日は、誰でも足元が揺らぎます。今日は、そんな「痛いところを突かれた日」のお話です。

長所と短所は、表裏一体

人は誰でも、長所と短所をあわせ持っています。

そして実は、このふたつは別々のものではありません。
優しいと、優柔不断。頑固と、信念がある。慎重と、臆病。

同じひとつの性質が、場面と捉え方によって長所にもなり、短所にもなる。背中合わせの、表裏一体なのです。

「急所」を突かれたとき

長所だと思っていたことが、人の目には短所に映っていた——そう気づかされたとき、人の反応はふたつに分かれます。

変えてみようと思うか。ドーンと落ち込むか。

落ち込みが深いのは、たいてい「なんとなく自分でもわかっていたけれど、認めたくなかった」ところ。いわゆる急所だからです。

急所を打ち抜かれて足元がぐらっとしたら、それは、自分の土台を見直したほうがいいというサインかもしれません。

土台を変えるとは、受け入れること

土台を変えるといっても、性格を全部つくり直す必要はありません。

最初の一歩は、受け入れること。
「そうか、わたしのこの部分は、人からはそう見えることもあるんだな」と、いったん認める。それだけです。

抵抗すればするほど、心を閉ざして拒否すればするほど、苦しくなって、本来の自分から遠ざかっていきます。
逆に、受け入れができれば、そこから再スタートが切れます。落ち込んだ日は、価値観を組み替えるタイミングでもあるのです。

変化の石——ピンクメタモルフォーゼ

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ピンクメタモルフォーゼという天然石です。

乳白色のやわらかな色合いをしたクォーツの一種。ガンマ線を当てると色が変わる性質があることから、「変化・変容」を意味するメタモルフォーゼの名がついたと言われています。

石そのものが「変わる」性質を持って生まれてきた——そう思うと、変化をためらう日のお守りとして、これほど心強い石はありません。

こんなときに、手元に置いてみてください。

  • - 痛いところを突かれて、落ち込んでいる
  • - 心機一転、新しく始めたい
  • - 自分を見失いかけている気がする

まとめ——受け入れた日から、変われる

急所を突かれた日は、痛い。でもその痛みは、あなたが弱いからではなく、大事な部分にふれたからこそです。

受け入れるところから、すべては始まります。長所も短所もまるごと抱えたまま、土台を組み替えて、もう一度歩き出せばいい。生きていれば、再出発の機会は何度でもめぐってきます。