「ピンチがチャンス……」
気力もなく、失意のどん底にいたのに、なぜか口からこぼれたのはこの言葉だった——。
店のスタッフが、自身の経験としてこんな話をしてくれました。頭の中はぐちゃぐちゃなのに、「何かしなければ」と、心はちゃんと知っていたのです。
良いことは受け入れられるのに
起きることには、それまでの自分の積み重ねが映る、と言われます。
ところが人は不思議なもので、良い出来事はすんなり受け入れられるのに、悪い出来事になると途端に難しくなる。
「なぜ?」「どうして私が?」と頭の中がはてなで埋まり、心のどこかで周りや環境のせいにしたくなります。
「神さまからのギフト。休めばよいでしょう」
そのスタッフは、ある日、手にひどい火傷を負いました。
家のことを「やらなきゃいけないのにできない」と、誰も責めていないのに自分を責め続けたそうです。
心に余裕がなく、ただただ嘆いていたとき、ある方からこんな言葉をもらいました。
「神さまからのギフト。休めばよいでしょう。」
その発想に、目が覚めるような思いがしたといいます。
つらい出来事を「休んでいい合図」と受け止め直す。この一言をきっかけに、物事の捉え方が少しずつ変わっていったそうです。
受け入れる、決める、動く
悔やんでも嘆いても、状況は動きません。
まず、起きたことをそのまま受け入れる。
次に、今をよくするために何ができるかを考える。
そして、動く。
とてもシンプルです。そして、うまくいっている人を見ていると、この「受け入れ・覚悟・行動」がそろっています。
見て見ぬふりを続けるほど、同じテーマは形を変えて何度でもやってくる——そんな経験は、あなたにもないでしょうか。
まとめ——進んだ先にしか、見えない世界がある
どんな人の心も、「ピンチがチャンス」という言葉を知っています。
迷っているのなら、小さくていいので動いてみてください。
解決の糸口は、過去でも未来でもなく、今ここにあります。進んだ先には、ここからは見えない景色と、いくつもの道が待っているのですから。