長く続けたことを終わらせるとき。慣れた場所を離れるとき。
頭では「次へ進むためだ」と分かっていても、手放すのはやっぱり怖い——そんなお気持ちを、店頭でよくうかがいます。
今日は「終わり」との付き合い方のお話です。

人生は、終わりと始まりの繰り返し

終わり、そして始まり。人生はこの繰り返しでできています。

終わりは何かが消える瞬間ではなく、新しいことが始まる第一歩。
今あるもの・こと・場所をいったん手放して、次のステージへ進むための通過点です。

手放すことに、痛みが伴ってもいい

「こうする」と決めたとき、その決断は何かを手放すことを求めるかもしれません。
悲しさや辛さといった痛みを伴うこともあるでしょう。

分かっているのに、いろいろなものにとらわれて動けない——それは自然なことです。
執着は、それだけ大切にしてきた証でもあるのですから。

スペースが空くから、新しいものが入ってくる

それでも覚えておいてほしいのは、手放してスペースを作れば、そこに新しいものがやってくるということ。
両手がふさがったままでは、新しい何かを受け取れません。

スムーズに事が進まないと感じるときは、一旦リセット。
どうしたいかを決め直して、もう一度スタートすればいいのです。

道筋は、ひとつではない

そしてもうひとつ。目的地までの道筋は、ひとつではありません。

何通りもあると思えたら、「この選択でいこう」と勇気を持って決められます。
仮にその道が違ったら、また選び直せばいい。生きているかぎり、道は無限に枝分かれしています。

お守りとしての、ピュアレイ

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ピュアレイという白い石です。

白は、はじまりを意味する色。
気持ちを切り替えて、新しい一歩を踏み出したいときのお守りとして親しまれてきました。

心——つまり本音と行動が一致すると、人は驚くほどスムーズに動けるようになります。
それが、自分らしさにつながっていくのだと思います。

終わりの先を、楽しみにする

手放す痛みは、新しいものを迎え入れるための準備の痛みです。

終わりが見えて心細い日は、「ここから何が始まるんだろう」と、すこしだけ先を楽しみにしてみてください。