今日も一日、よく頑張りましたね。
そう自分に言ってあげたのは、いつが最後でしょうか。
他人にはやさしくできるのに、自分にだけ厳しい。そんなあなたに、月のきれいな夜に読んでほしいお話です。
日本人は、昔から月に「ひと休み」をもらってきた
古来、日本では「秋は月」。
中秋の名月を眺める月見は、季節を味わう伝統的な行事として受け継がれてきました。
忙しい毎日でも、ふと夜空を見上げて、立ち止まる。
月見とは、暮らしの中に組み込まれた「自分をひと休みさせる時間」だったのかもしれません。
自分軸の土台は、自己受容
「ぶれない自分軸をもちたい」というご相談を、店頭でよくいただきます。
そのとき決まってお伝えするのが、順番のお話です。
軸を立てる前に、土台がいる。そして自分軸の土台になるのは、自分自身をまるごと受け入れること——自己受容です。
強い自分だけを認めて、弱い自分を責めていると、土台は痩せていきます。
弱さも、後悔している過去も、「それも含めてわたし」と受け入れたとき、はじめて軸は安定するのです。
頑張った自分を、しっかり労る
自己受容というと難しく聞こえますが、入口は簡単です。
- - 今日できたことを、ひとつ数える
- - 「よくやってるよ」と自分に声をかける
- - あたたかい飲みものを淹れて、何もしない時間を10分つくる
心がゆるむと、「楽しい」と感じる感度が戻ってきます。
すると、誰かの期待ではなく、自分の喜びを軸にした生き方へ、自然とシフトしやすくなるのです。
人からどう見られるかが気になる日は、思い出してください。
自分が思っているほど、他人はあなたを見ていません。それは寂しいことではなく、自由になれるお知らせです。
海の色をした石、ラリマー
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ラリマーです。
カリブの海を写し取ったような、やわらかな青と白の模様。
受け容れることと、おだやかな対話の象徴とされてきた青い石で、心をゆるめるお守りとして長く愛されてきました。
自分を責める言葉が頭の中でぐるぐる回る夜に、この海の色をひと目。
「まるごとでいい」と自分に言ってあげる合図として、手元に置いてみてください。
月を見上げて、自分に帰る
満ちても欠けても、月は月のまま。
あなたも、調子のいい日もそうでない日も、あなたのままで大丈夫です。
今夜、空に月が見えたら、すこしだけ立ち止まって。
頑張ってきた自分を、まるごと抱きしめる夜にしてあげてください。