「とくに理由はないのに、なんだか元気が出ない」
季節の変わり目になると、そんな声をよく耳にします。
気合いで立て直そうとしなくて大丈夫。今日は、沈んだ日に「色の助け」を借りるという、ちいさな知恵のお話です。
季節が揺れるとき、心も揺れる
春先のある日、通り沿いでツツジのつぼみを見つけました。汗ばむほどの陽気に誘われた、ふた足も早いお目見えです。
ところが翌日には雪がちらつき、冬に逆戻りの寒さ。自然の前では、人の都合などあっという間に追い越されてしまいます。
身体は、この寒暖差に思った以上に振り回されます。
季節の変わり目に気分が沈むのは、あなたの心が弱いからではなく、身体が揺さぶられているから。 まずそう知っておくだけで、自分を責めずにすみます。
太陽は、何色ですか
ところで、太陽と聞いて何色を思い浮かべますか。
子どものころ、絵に描く太陽はなぜか赤でした。
おとなになったいまは、朝日や夕日の記憶からか、オレンジのほうがしっくりきます。
オレンジは、人を元気づける色だと言われます。
みかんなどの柑橘系のフルーツを思わせるビタミンカラーで、見ているだけで、どこかあたたかい気持ちになる。寒い日に差す太陽のぬくもりのような色です。
沈んだ日は、色の助けを借りていい
落ち込んだとき、わたしたちはつい「考え方を変えなきゃ」と頭から立て直そうとします。
でも、頭が疲れているときほど、先に身体と環境から整えるほうが近道です。
あたたかいものを飲む。日に当たる。そして——目に入る場所に、元気の出る色をひとつ置く。
色を選ぶことは、自分の機嫌を自分でとる、いちばん手軽な方法のひとつです。
「エネルギーの変圧器」、オレンジカルサイト
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、オレンジカルサイトという天然石です。
艶やかなオレンジ色がなんとも魅力的な石で、古くから「エネルギーの変圧器」と呼ばれ、古いエネルギーを新しいエネルギーへ入れ替える石とされてきました。
カルサイトそのものも「繁栄」「成功」「希望」の象徴と伝えられてきた石です。
リビングなど人の集まる場所にひとつ置いて、目が合うたびに深呼吸する。
新しい環境に飛び込むときや、自信をなくしかけた日の、心をあたためるお守りとして迎えてみてください。
心の太陽は、自分で灯せる
天気が毎日変わるように、心にも晴れの日と曇りの日があります。曇りの日があること自体は、何も悪いことではありません。
ただ、空の太陽が隠れた日でも、手元にオレンジ色の小さな太陽を灯すことはできます。
沈んだ日の選択肢は、ひとつではないのです。色を借りる、休む、誰かに話す——道はいくらでもあって、どれを選んでも、あなたはまた歩き出せます。