汗ばむほどの陽気の日。
ふと、「どこか自然のあるところへ行きたいな」と思うことはありませんか。
理由のわからない疲れやイライラがたまっているとき、その「行きたいな」は、心と身体からの小さなサインかもしれません。
土を踏まない毎日
考えてみると、私たちの足の裏は、一日じゅう覆われています。
朝、家を出れば靴。歩くのはアスファルトとコンクリート。
土や草の上を裸足で歩く機会は、大人になるとほとんどありません。
スマホやパソコンを手放せない生活も重なって、気持ちの張りつめが抜けないまま、次の日が始まる。
そんな日々が続くと、心にも「ため込んだまま出せていないもの」が増えていきます。
アーシング——裸足で大地にふれるという習慣
そこでご紹介したいのが、「アーシング」です。
アーシングとは、裸足になって直接大地にふれるという、カリフォルニア発祥のとてもシンプルな健康習慣のこと。
公園の芝生でも、砂浜でも、庭先の土でもかまいません。靴と靴下を脱いで、足の裏で地面を感じるだけです。
身体にたまった張りつめたものを、大地に下ろすイメージで立ってみる。
続けるうちに、自律神経(身体の自動運転のような仕組み)のバランスが整いやすくなる、とも言われています。
むずかしい理屈よりも、まず一度、感じてみてください。
ひんやりした土、ちくちくする芝、指の間に入る砂。足の裏だけで、こんなに情報があったのかと驚くはずです。
五感が動き出すと、心も動き出す
自然の中に身を置くと、五感が働き出します。
風の音、土のにおい、木漏れ日のまぶしさ。
五感がひらいてくると、頭の中をぐるぐる回っていた考えごとが、少しずつ静かになっていきます。
心と身体はつながっています。
怒りや悲しみ、ストレスといった感情をため込んだままでは、新しい元気を入れるスペースがありません。
まず出して、スペースをつくる。それから、新しいものを入れる。
部屋の片づけと同じ順番が、心にも当てはまるのです。
感情の整理のお守り、ピンクスギライト
この「不要なものをそぎ落として、スペースをつくる」という考え方とともにご紹介したいのが、ピンクスギライトという天然石です。
世界三大ヒーリングストーンのひとつに数えられることもある石で、古くから、怒りや悲しみといった感情を手放し、前へ進むためのお守りとされてきました。
やわらかなピンクの色合いを眺めていると、張りつめていた気持ちがふっとゆるむ。
ため込みやすい自覚のある方の、感情の整理の合図として、手元に置いてみてください。
まとめ——自然は、いちばん身近な休憩所
遠くまで出かけなくても、大地はいつも足の下にあります。
近所の公園で靴を脱ぐ5分。
それだけでも、ため込んだものを下ろして、心にスペースをつくる時間になります。
行き詰まった日ほど、空の下へ。
道は、靴を脱いだその場所からでも、またひらけていきます。