がんばっているのに、どうも目立たない。気がつけば手柄はいつも誰かのもの。
「わたしって、存在感が薄いのかな」とため息をついたことはありませんか。

実はわたしも、筋金入りの「目立たない側」です。今日は、そんなわたしが自分の居場所を見つけたお話をさせてください。

もてなす側が、性に合っている

わたしは大勢で集まると、しゃべるより聞き役にまわります。
みんなを眺めて、そこに生まれる人間模様を「あの方はこういうタイプだなぁ」と観察しながら過ごすのが好きなのです。

友人と集まるときも、もてなされるより、もてなす側。
料理をせっせと用意したり、楽しんでもらえそうな小物を持っていったり。お店を開いてからも、起点はいつも「楽しんでいただけるか」にあると思います。

同窓会で「誰?」と言われた

昔から、本当に目立ちませんでした。

同窓会に行ったとき、ある子に「誰?」と言われたことがあります。
みんなが友達みたいな小さな学校で、知らない人なんてまずいないはずなのに、わたしはそれくらい目立たなかったのです。もちろんモテません(笑)。

なんでだろう、とずっと思っていました。

出生図が教えてくれた「裏方の人」

世の中には、どこにいても人の中心にいる人と、表に出ようとしても影にまわる人がいますよね。

わたしの場合、その答えは出生図(ホロスコープ=生まれた瞬間の星の配置を写した図)にありました。
自己理解のために自分の出生図を読み解いてみたら、どうやらわたしは完全に「裏方・影のタイプ」。驚きながらも、深く納得したのです。

裏方タイプは、仕事ではなかなか評価されにくいもの。悲しいことに。
でも「自分の性質がそうなんだ」と腑に落ちたら、悲しむより先に、見方が変わりました。

「これを見つけてくれる人を、大切にしたい」

細い道を通って来てくれる人に、間違いはない

わかってくれない人に、わかってもらおうとしなくていい。
分かりにくく、見つけにくいところまで来てくれる人は、よほど物事を表面だけで見ない人です。

肩書きや経歴で人への見方を変えない。憶測で決めつけない。
わたしは、そういう人のほうがずっと素敵だと思うので、この細い道を通って来てくれた人に間違いはない、と思っています。

細々と営んできた小さな店を見つけて来てくださる方は、よほど見る目をお持ちなのだと、感謝しながらお迎えしています。
たくさんの方に届く力はなくても、お一人おひとりのパーソナルな部分に向き合うことが、わたしの持ち場なのだと思うのです。

まとめ——あなたはどちらのタイプですか

表に出るのが得意な人もいれば、支える側で力を発揮する人もいます。
どちらが上でも下でもなく、ただ性質が違うだけ。

もしあなたが「評価されにくい」と感じているなら、それは劣っているからではなく、持ち場が違うだけかもしれません。
自分の性質を知ることは、自分を責める材料ではなく、居場所を選ぶ手がかりです。

目立つ道も、支える道も、そのあいだの道も、いくらでもあります。
あなたの性質がいちばん活きる場所で、のびのびと過ごせますように。