考えるだけで気が重くなって、できれば見ないふりをしていたい。
そんな現実を、心のすみに抱えていませんか。

家族のこと、仕事のこと、これからの生き方のこと。
今日は、その「向き合わずに済むなら逃げたいもの」とのつき合い方のお話です。

何度も揺さぶってくるものは、たぶん本物

不思議なもので、本当に大事な問題ほど、一度フタをしても何度でも顔を出します。

忘れたころに同じ悩みで眠れなくなる。別の出来事なのに、たどると同じところに行き着く。そんなふうに、くり返しあなたを揺さぶってくるのです。

それは、あなたを苦しめるためではありません。
「そろそろ、ちゃんと見てほしい」という心からの呼び出しだと考えてみてください。

呼び出しに応じる手順は、急がなくて大丈夫です。
まず向き合う。次に受け止める。そして、受け入れる。一段ずつでかまいません。

「行けない」と決めているのは、誰か

向き合うことを先延ばしにするとき、わたしたちはよくこう考えます。
「どうせ、わたしには無理だから」。

けれど立ち止まって見てみると、「描く未来に行けない」という判断には、たしかな根拠がないことがほとんどです。あるのは、長年積み重なった思い込みだけ。

逆に、たしかなものもあります。
「本当はこうなりたい」という、あなたの純粋な思いです。

思い込みは足を止めますが、純粋な思いは人を突き動かします。
どちらの声を採用するかは、状況ではなく、自分で選べるのです。

調和は大切。でも自分を置き去りにしない

「でも、周りに迷惑をかけたくないし」と思った方へ。

周囲との調和は、たしかに大切です。
ただし調和とは、自分の思いを差し出して場を丸くおさめることではありません。
相手の思いと自分の思いを、同じ天秤に乗せることです。

  • - 自分の「こうしたい」を、まず言葉にしてみる
  • - 譲るときは「今回は譲る」と自分で決めて譲る
  • - 譲ってばかりの天秤になっていないか、ときどき見直す

そのうえで、もっと自分を出していい、自分らしく生きていい——。
その許可は、誰かが出してくれるのを待つものではなく、自分で自分に出すものです。

お守りとしての、ピンクダイヤモンド

このお話とともに思い浮かぶのが、ピンクダイヤモンドという石です。

ダイヤモンドは、地球上の石のなかでもっとも硬いことで知られています。
そこにやわらかな愛の色をまとったピンクダイヤモンドは、「心に妥協しない正直さ」と「自分を好きでいること」の象徴とされてきました。

硬さと、やさしさ。
向き合う強さと、自分を許すあたたかさを、一粒で思い出させてくれる石です。

まとめ——許可を出した日が、出発の日

逃げたい現実は、あなたが弱いから現れるのではありません。
それだけ大事なものが、人生の中にあるという印です。

向き合うのが今日でなくてもいい。
ただ、「いつか向き合う」と自分に約束し、「自分らしく生きていい」と許可を出すこと。それだけで、未来は無限の方向にひらきはじめます。

あなたの一歩が、あなたの選んだ方へ進んでいきますように。