「何かを始めたいけれど、勇気が出ない」
「今の状態から抜け出すきっかけがほしい」

新しいことを始めるとき、心配や不安はつきものです。
頭では分かっているのに、最初の一歩だけがどうしても重い。今日は、その一歩を軽くする「きっかけのつくり方」のお話です。

不安があるのは、おかしいことではない

どんなに心配しても、自分の将来がどうなるかは、誰にも分かりません。
分からないから、怖い。それはとても自然なことです。

ただ、ここに落とし穴があります。
不安がゼロになってから動こうとすると、いつまでも動けないのです。
不安は消すものではなく、抱えたまま一歩を出すもの。そう考え方を切り替えるところから始まります。

きっかけは、自分でつくっていい

自分の意志だけで踏み出せたら、それがいちばんです。
でも、それが難しいときは、出来事に意味を持たせて、きっかけを自分でつくってしまうという方法があります。

たとえば暦には、「一粒万倍日」と呼ばれる日があります。
「一粒の籾(もみ)をまけば、万倍に実る稲穂になる」——小さな始まりが大きく育つ、という言い伝えから、何かを始めるのに縁起が良い日とされてきました。

科学の話ではありません。
けれど「今日を、始める日にしよう」と決める口実として暦の節目を借りるのは、昔の人の立派な知恵だと思うのです。
背中を押してくれるなら、一粒万倍日でも、月初めでも、誕生日でもかまいません。

踏み出した先で、世界は広がる

不安を乗り越えて、前を向いて踏み出したとき、自分の世界は一回り広がります。

踏み出す前に見えていた怖さの多くは、動き出すと「やってみたら、こうだった」という経験に変わります。
経験に変わったものは、もうあなたを縛りません。

お守りとしての、ルチルクォーツ

このお話とともにご紹介したいのが、ルチルクォーツという石です。

前へ突き進む力と、目標へ向かう歩みの象徴とされてきた石。
「今日が、始める日」と決めたら、その日の合図として手元に置いてみてください。石にふれるたび、自分で決めたあの日の気持ちを思い出せます。

完璧な日を待たない

条件がすべてそろう完璧な日は、待っていてもなかなか来ません。
それなら、今日を「始める日」にしてしまえばいい。

一歩目がうまくいかなくても、大丈夫。
生きているかぎり、始め直せる日は何度でもやってきます。きっかけは、いつでもあなたの手の中にあるのですから。