「よし、前向きにいこう」と決めたのに、数週間でしぼんでしまう。
本を読んだ直後はやる気が出るのに、気づけば元の自分に戻っている。
そんな自分を「意志が弱い」と責めていませんか。
今日は、その繰り返しから抜け出すための「向き合う順番」のお話です。
続かないのは、根が深いから
生まれ持った気質には、人それぞれ濃淡があります。
同じ出来事を経験しても、軽やかに受け流せる人と、後ろ向きに捉えてしまう人がいる。捉え方の癖は、それだけ根っこの深いものなのです。
ホロスコープ(出生図。生まれた瞬間の星の配置を写した、自己理解のための地図)にも、そうした傾向はヒントとして表れると言われています。
だから、前向きさが長続きしないのは、あなたが弱いからではありません。
根の深いものに、浅い対処で挑んでいただけなのです。
近道はない。でも、道はある
根深い悩みに、ショートカットはありません。
地図を眺めただけで目的地に着かないのと同じで、傾向を知ったあとに一歩ずつ歩くのは、やっぱり自分自身です。
遠回りに聞こえるかもしれませんが、これは希望の話です。
生まれ持った気質は変えられなくても、向き合い方は今日から変えられるからです。
最初に躓いたことから、向き合う
では、どこから手をつけるか。
おすすめは、人生で最初に躓いたことからです。
繰り返し顔を出す悩み、ずっと引っかかっているしこり。それはたいてい、あなたにとって向き合う順番が早いものだからこそ、何度も現れます。
順番を飛ばして器用に取り繕っても、同じテーマは形を変えてまたやってきます。
「ここまで」を自分で決める
向き合うといっても、一気に全部は無理です。そこで大事なのが範囲を決めること。
- - 「今日はここまでやる」と先に決める
- - 決めた範囲には、甘えを出さずに取り組む
- - どうしても無理な日は、後回しにしてもいい
ただし、後回しもほどほどに。
後回しが積もり過ぎると「ツケ」になって返ってきて、いざ向き合うときの坂道がずっと急になります。向き合う力が少し戻ってきたら、早めに取りかかる。これが拗らせないコツです。
向き合い終えると、景色が変わる
ひとつの根っこと向き合い終えた方は、表情が変わります。
そして不思議なくらい、出会う人や手にするものの質まで変わっていく——お店で多くの方を見てきて、そう感じています。
順番どおりで、いい
前向きが続かない日があっても、人生が止まるわけではありません。
最初のしこりから、今日の「ここまで」まで。
自分の順番で歩いていけば、道はどこまでも続いていきます。あなたのペースで、いちばん古い宿題から一緒に始めてみませんか。