親、きょうだい、夫婦。
気が合うから家族になったわけでもないのに、どうしてこの人たちとつながったんだろう——そう思ったことはありませんか。
仲が良いからご縁があって、仲が悪いからご縁がなかった、というものではありません。
理解できない親のもとに生まれることもあれば、一生うまくいく気がしない相手と、家族としてつながっている方もいます。
ホロスコープが映す、ご縁の深さ
お店では、ご夫婦それぞれの出生図(生まれた瞬間の星の配置図)を照らし合わせて、おふたりの関係性を一緒に読み解くことがあります。
どうしてこの人と巡り会ったのか。
読み解いていくと、そこには思いがけず深い理由があるのだと感じることが多いのです。
ひとつ、例え話をさせてください。
「父とは真逆の人」を選んだ女性の話
たとえば、こんなご家庭で育った女性がいるとします。
親が離婚していて、子どもの頃から夫婦仲の悪さを目の当たりにしてきました。
すると、こう思いますよね。
「わたしは、こんな結婚相手を選ばないようにしよう」
優しいけれど働かないお父さんが嫌だったので、彼女は真逆の人を選びます。仕事をバリバリこなす、責任感のある人です。
ところが結婚してから、違和感に気づきます。
夫は仕事ばかりで、家族との時間を持ちません。妻として、寂しい思いをします。
「わたしの選択は間違っていないはずなのに、どうしてこうなったんだろう」
間違いは、「真逆」を選んだことだった
この女性は、何を見落としていたのでしょうか。
実はこのご家庭では、お母さんが働かないお父さんを責め続け、お父さんの自信や尊厳を奪っていました。
けれど子どもはただ、「働かないお父さんだから喧嘩ばかりだった」と記憶します。
問題は、お父さんの働かなさだけではなかった。
一面だけを見て「真逆」を選んだことが、同じ寂しさを呼び込んでしまったのです。
物事の裏側を、ちょっと見てみる
物事の一面だけを見ていると、別の真実には気づけなくなります。
どちらの味方になって、どちら側からその出来事を見るかで、まったく別の物語になるくらいの違いがあるのです。
人は、自分が見たものがすべてだと思ってしまいます。
でも、目に見えることは表面的で、物事のほんの一部であることが多い。
「もしかしたら」と思ったとき、裏側に何があるかを、ちょっと見てみてください。
見えなければ、想像してみてください。驚くほどの真実が、たくさんあるのですよ。
まとめ——あなたを本当に幸せにするものを
笑顔なのに、笑っていない人。
優しいのに、優しくない人。ちゃんと見れば、ちゃんと出ています。
見えるものだけに囚われず、表面的なものに惑わされず。
ひとつの見え方が崩れても、別の側から見ればまた新しい物語が始められます。景色の数だけ、進める道はあるのですから。
あなたを本当に幸せにするものを、見つけてくださいね。