「あのとき、ああしていれば」

布団の中で、同じ場面を何度も巻き戻してしまう。そんな夜はありませんか。
後悔したとき、何を思い、どんな行動をとるか。今日は、後悔との付き合い方のお話です。

どっぷり落ち込んでも、真実は1ミリも変わらない

彩石屋のスタッフにも、少し前、深く後悔した出来事がありました。

「自分のせいだ」と責めて、落ち込んで、どっぷり浸って。
「もっと考えて行動していたら」と頭はそれでいっぱい。後戻りはできないのに、ぐるぐるぐるぐる。

でも、どれだけ落ち込みに浸っても、真実は変わらないんですよね。
何にも、1ミリも、変わらない。

変わらないなら、その真実を見つめてみる

真実が変わらないなら、その真実をしっかり見つめてみる。
すると、そこに「あなたが学ぶための何か」が隠れていることに気づきます。

起こるべくして起こったことなら、過去は変えられません。
けれど人は、真実に向き合いたくなくて、防御の壁を作ってしまいます。シャットアウトです。

壁の中に入れるのは、後悔だけ。だれも入れない。
自分だけの世界で自分を責め続けるか、すべてを他人のせいにするか、になってしまうのです。

がんじがらめの箱の中から、前は向けない

自分ひとりの世界で考えられることには、限りがあります。

マイナスな考えは、さらにマイナスへ。
「もう後悔したくない」と、さらに大きな壁を作って、がんじがらめの箱に自分を押し込んでしまう。

そこまでぎゅうぎゅうに押し込んだ状態で、「さあ、新しい世界を見ましょう!前向きに考えましょう!」。
——それは無理というものですよね。順番が逆なのです。まず、箱から出ること。

あなたの後悔は、あなたが弱いからじゃない

あなたの後悔は、あなたのせいではありません。
あなたに学ぶべき出来事があったからこそ、やってきた事実です。変えられない事実のために、小さながんじがらめの世界に閉じこもることはないのです。

変えられないなら、新しい方法を考えるしかありません。
自分の中だけで考えるには限界があるので、聞ける人がいるなら、周りの意見を借りてみてください。「どうしたらよくなるか」を考えて動くには、自分の外の視点が大きな助けになります。

お守りとしての、ピンクオパールとストロベリークォーツ

彩石屋では、こんな夜のお守りとして、ピンクオパールやストロベリークォーツをご紹介することがあります。
どちらも、やり直しや新しい一歩に寄り添う石として親しまれてきました。

石が何かを変えてくれるわけではありません。
でも、手元の石にふれるたびに「箱から出よう」と思い出せる。その合図になってくれます。

後悔を、後悔のままで終わらせない

後悔は、生きていれば何度でもやってきます。

いちばんやってはいけないのは、後悔を後悔のままで終わらせること。
どっぷり落ち込んだら、そのあとは思考を整理して、自分を否定したまま終わらせない。同じことを繰り返さないための学びに変えられたら、それはもう後悔ではなく、経験です。

落ち込んだあとの甘いものも、お忘れなく。
道はここから、いくらでも引き直せます。