「どうして自分だけ」——鏡を見るたび、ため息が出る。
肌のこと、見た目のこと。コンプレックスを抱えて、人と目を合わせるのも億劫になる日があるかもしれません。
今日は、彩石屋のスタッフが歩いてきた道から、「コンプレックスは武器になる」というお話をさせてください。
人と目を合わせられなかった子ども時代
彩石屋のスタッフのひとりは、小さなころからアトピー性皮膚炎と付き合ってきました。
肌が赤くなったり、ガサガサになったり。顔に症状が出ると、人と目を合わせられない。
みんなと同じように過ごしていても、ひとりだけ痒くなる。
痒みは何日も続き、身体のだるさとともに「人とあまり付き合いたくない」という後ろ向きな気持ちまで連れてきたそうです。
そんな日々を支えてきたのが、お母さまの言葉でした。
「性格は顔にでる」
どれだけきれいな人でも、感謝ができず、自分中心の考えばかりだと、きれいな顔もきれいには見えない。
大人になった今も、その言葉は心に残り続けているといいます。
「ちょうだいちょうだい」は、人を遠ざける
自分中心の発言ばかりしていると、人は少しずつ離れていきます。
やっかいなのは、「自分は人のことを考えている」と思い込んだまま、独りよがりな正論を握りしめてしまうことです。
「あなたのためにこれだけしているんだから、何かちょうだいよ」。
そう言われた途端、人は何もあげたくなくなるものです。当たり前のことを「これだけ頑張っている」と言われると、気持ちは引いてしまう。
言葉や行動には、愛が必要です。愛を持って発する言葉は、人の気持ちを動かします。
「昔の私はきっと、言わなくても『ちょうだいちょうだい』を発していた」——スタッフはそう振り返ります。
自己が強く出すぎた結果、離れていった人もいたそうです。
自分を持つことは大切。でも、人をないがしろにした自分中心の考えは、良くない巡りを生んでしまいます。
受け入れた先に、新しい道があった
コンプレックスは、まず自分で受け入れることから始まります。
長所に変えるのは、すぐにはできないかもしれません。それでも、受け入れたことで新しい道へ進める可能性が生まれます。
実際、先のスタッフはアトピーがあったからこそ酵素風呂を知り、店主エリと出会い、今があります。
コンプレックスを何かの言い訳にしているあいだは、何も始まらない。ものは、考えようなのです。
まとめ——あなたの役割は、そこに隠れている
あなたがあなたの個性を受け入れたとき、あなたは何にでもなれます。
コンプレックスはマイナスではなく、これからの人生を生きていくための、あなただけの武器。
あなたの役割は、きっとそこに隠されています。
「受け入れる」と決めた日の合図に、クリソコラという石をお守りとして手元に置いてみるのもひとつです。
受け入れたものの数だけ、これから進める道は増えていきます。