不安や心配というより、なぜか気分が上がらない。

うまくいかないことが続いて、落ち込んで、まわりに吐き出してみても、心の扉はなかなか開かない。
お店でも、こういうお話をたくさんお聴きする時期があります。季節の変わり目は、特にそうかもしれません。

最後は、自分に戻るだけ

苦しいとき、だれかに「どうにかしてほしい」と思うのは自然なことです。

でも本当のところ、こういうときは、まわりにどうかしてもらうより、自分の意識が変わらないとどうにもならないのですよね。
「苦しいよ」と言ったとしても、そこからどう這い上がるか。結局は「自分がどうしたいか」という原点に戻るだけなのだと思います。

まわりは、なんとでも言います。一生懸命やっていても、認められないこともあります。
だれかに聞いてもらえば少しだけ楽になりますが、最後はやっぱり、自分に戻るだけなのです。

「自分に戻る」って、どうやって?

そうは言っても、どうやって戻ればいいの? と思いますよね。

気分が沈んでいるときに、頭の中だけでグルグル考えても、良い考えは生まれません。
考えることをやめる必要はないのですが、せっかく考えるのなら——紙に書き出してしまいましょう。

頭の中だけでは、整理整頓ができません。
紙に書き出せば、今考えていることが「やりたいこと」なのか「やらなければならないこと」なのか、たとえ苦手なことであっても、自ずと整理されていきます。

いらない考えは、頭の中から断捨離。考えるなら、とにかくシンプルに、です。

落ち込むことは、悪いことではない

落ち込むことは、人生においてとても大切なことだと私は思っています。

落ち込むから、自分のことを一回立ち止まって考えられる。
自分の発言や今の状況を見つめ直す、大切なタイミングが来た——そう言うこともできるのです。

身体が重い、頭が重い、気分が上がらない。それは「一回自分に戻るとき」の合図。
見つめ直しが済んだら、さあ、もう一度出発するときです。動ける日をただ待っていても始まりません。まずは、意識を変えるところから。

お守りとしての、エメラルドインフェナカイト

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、エメラルドインフェナカイトという石です。

気分を切り替えて、やるべきことにもう一度向かう。
その「再出発の合図」のお守りとして、そっと手元に置いてみてください。石にふれるたび、自分に戻る時間を思い出せます。

まとめ——戻る場所は、いつも自分の中にある

気分が上がらない日は、足りない自分を責める日ではなく、自分に戻る日です。

紙に書き出して、頭の中をシンプルに。見つめ直したら、また歩き出せばいい。
立ち止まった分だけ、次に選べる道は増えています。何度戻っても、何度でも出発できる——道は、これからもずっと続いていきます。