「やったほうがいい。頭ではとっくに分かっている。それなのに、動けない」。
そんな自分を、意志が弱いと責めていませんか。
今日は、店頭で何度も立ち会ってきた「心が決まる瞬間」のお話と、新しい一歩にそっと寄り添う石・タンザナイトのご紹介です。
決意は、頭から心へ「降りてくる」
頭で思っていることは、心まで降りてこないと、なかなか行動に移せません。
こうしたい。これでもいいよね。——ようやく自分に許可が出たけれど、本当に大丈夫かな?
そこまで来たら、あとほんの少しです。
動けないのは怠けでも弱さでもなく、決意がまだ頭にとどまっているだけ。
心まで降りてきて「こうする!」と決まれば、人は自然と動けるのです。
「決める」は、新しい自分に会うチャンス
「こうする」と決めることは、覚悟という言葉に近いものです。
そして覚悟は、新しい自分に会えるチャンスでもあります。
新しい自分に会える——そう思ったら、少しワクワクしてきませんか。
チャンスは、ピンポイントでやってきます。逃さないために、そして「あのときやっておけばよかった」と後悔しないために、自分の心に正直に動いてみましょう。
心がいっぱいのときは、先に吐き出す
とはいえ、心が重くパンパンの状態では、新しい決意が入るスペースがありません。
そんなときは、決めるより先に、しっかり吐き出すこと。
誰かに話す。紙に書く。中身を出した分だけ、心に余裕というスペースが生まれます。
店頭でも、こんなやりとりがよくあります。
「やってみましょう。あなたならできますよ」
「……やってみます! いいんですね、それで」
言葉にして、誰かに受け止めてもらった瞬間。決意は頭から心へ、すとんと降りていきます。
暦の区切りを、背中を押す合図に
この旧コラムが書かれたのは、天赦日と一粒万倍日が重なった日の翌日でした。天赦日とは「天がすべてを許す日」とされる、暦の上の大吉日です。
暦そのものに力があるかどうかは、分かりません。
ただ、「今日は区切りの日」と思える日があると、人は決めやすくなるものです。カレンダーの節目を、自分の背中を押す合図として使ってみてください。
タンザナイト——夕暮れ色の、決意のお守り
決めたばかりの心は、まだ揺れやすいもの。そんな時期にご紹介したいのが、タンザナイトです。
夕暮れの空のような、深い青紫の天然石。心を静めて冷静さを取り戻す石とされ、人生の転機や、新しい物事を始めるときのお守りとして親しまれてきました。
決めたことが揺らぎそうな日に、そっと握る。そんな相棒として、手元に置いてみてください。
まとめ——結果より先に、決めた自分を信じる
結果がどうなるかは、誰にも分かりません。
けれど、心に正直に従って動いた経験は、過程そのものがあとから財産になります。
こうすると決めたら、自分を信じて、思い描く方へ一歩。
決め直しは何度でもできます。生きていれば、道はいくらでも増やしていけるのですから。