洗濯機が急に壊れる。音信不通だった友人から、ふいに連絡が来る。

そんなふうに、思いがけない出来事が立て続けに起こる時期はありませんか。予定が崩れるたびに「どうして今なの」とため息が出る。今日は、そんな時期をすこし楽に過ごすためのお話です。

「なんで私が」と「やるだけやろう」のあいだ

やりたくないことを前にしたとき、わたしたちには2つの取り組み方があります。

ひとつは、「なんでこんなことしなきゃいけないの」と躍起になりながら、いやいや手を動かすこと。
もうひとつは、「分かった。早く終わらせるために、全力でやろう」と腹を決めること。

やっている作業は同じです。でも、終わったあとの気持ちを想像してみてください。前者はぐったりと疲れが残り、後者にはやり切った軽さがあります。

前者が抵抗、後者が降伏です。

降伏は、字を変えれば「幸福」

降伏という言葉は、負けたようで嫌な響きがするかもしれません。

でも、字を変えれば「幸福」です。

目の前の現実に抗うのをやめて、あるがままに受け止め、その流れに乗っていく。それは負けではなく、幸福へ続く入り口なのだと、わたしは思っています。

「あるがまま」が、いちばん怖いとき

とはいえ、この「あるがまま」、簡単なようでいて、わたしたちはつい難しくしてしまいます。

見てしまったら傷つくんじゃないか。受け止めたら、何かが壊れるんじゃないか。

そんな恐れや不安から、現実をそのまま見ない癖がついていることがあるのです。そういう人にとって「あるがまま」は、もしかしたらいちばん怖い状態かもしれません。

それは、あなたが弱いからではありません。これまで一生懸命、自分を守ってきた証です。

でも、勇気を出してあるがままを見据えたとき、気づくことがあります。思っていたほど怖くなかったこと。自分は壊れなかったこと。そして、新しい発見がそこにあったこと。その実感が、次の一歩を支えてくれます。

お守りとしての、ハックマナイト

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ハックマナイトという天然石です。

ソーダライトの変種で、紫外線に当たると色が濃くなるという不思議な性質を持ち、コレクターからも人気の高い石です。

光に照らされると表情を変え、けれど石そのものは何ひとつ壊れない。その姿は、「現実の光に照らされても、わたしは壊れない」という今日のお話と、どこか重なります。

喜びの感情を呼び覚まし、持ち主の心を軽くする守り石として親しまれてきました。あるがままを見つめる勇気のお守りとして、手元に置いてみてください。

まとめ——受け止めた人から、流れに乗れる

思いがけない出来事は、これからも起こります。それを止めることは誰にもできません。

でも、抵抗するか、受け止めて流れに乗るかは、いつでも自分で選べます。

ひとつの流れがほどけても、その先にはまた別の流れが待っています。生きているかぎり、乗れる流れは尽きません。今日のあなたが、すこし肩の力を抜いて、目の前の景色をそのまま眺められますように。