「自分を変えたい。心を変えたい。でも、うまくいかない」
そんなときに試してほしいことがあります。心に直接働きかけるのではなく、まず体から変えてみる、という順番です。今日は、新月を目安にしたセルフケアのお話です。

新月は、リズムを整える目安になる

新月は、生まれたばかりの月。昔から、新しいことを始める節目とされてきました。
満ち欠けを繰り返す月は、暮らしのリズムを整える、わかりやすい目安になってくれます。

「月に一度、新月の日は自分の手入れの日」。
そんなふうに決めておくと、つい後回しになる自分のケアに、ちゃんと順番が回ってきます。

人にしてもらうより、自分でしてあげる

マッサージに行くのも、もちろんいいものです。
でも、それ以上に意味があるのは、自分で自分をケアすること。

自分の手で体にふれると、「今日は冷えているな」「ここが張っているな」と、小さな変化に気づけます。
それは、自分を後回しにしてきた人ほど忘れている、「自分を大事に扱う」感覚を取り戻す練習でもあります。

ふくらはぎは、第二の心臓

ケアの場所に迷ったら、おすすめはふくらはぎです。

血液は心臓から全身へ送られますが、足まで下りた血液を押し上げるのは、ふくらはぎの筋肉。縮んだりふくらんだりしてポンプの役割を果たすことから、「第二の心臓」と呼ばれています。

ここが滞ると、めぐりが悪くなり、冷えやむくみにつながりやすいと言われています。
お湯で膝から下を温めて、足首からふくらはぎへ、気持ちいいと感じるやり方でさすってあげてください。「流す」イメージを持つと、なおいいですね。

「気力がわかない」の正体

体がゆるむと、心にも気力が戻ってきます。
逆に言えば、最近気力がわかないという方は、体と心のエネルギーを外に使い果たしているのかもしれません。

真面目にやる。一生懸命やる。完璧にやる。どれも素晴らしいことです。
でも、周りに気を使いすぎて自分を大事にできていないと、外に向けるエネルギーの残りがなくなってしまいます。

「社会人なんだから、弱音なんて」と思う方ほど、要注意。
そういう方にこそ、月のリズムを借りた「自分だけの時間」をおすすめします。

まとめ——心が追いつく時間を、あげてください

忙しいから自分にかまっている暇がない——その毎日を、新月の日だけは、おしまいにしてみませんか。

体から整えると、心はあとから追いついてきます。
今日できなくても、月は毎月めぐってきます。何度でもやり直せるリズムの中で、あなたの心と身体を、ゆっくり取り戻していってください。