「あの人はできるのに、わたしは……」。職場で、家庭で、SNSで。周りと比べては落ち込んでしまう——そんな苦しさを抱えていませんか。今日は、彩石屋のスタッフがかつて通った同じ道のりを、お話しさせてください。
「あなたはあなたのままでいい」
彩石屋のあるスタッフは、店に入って間もないころ、接客に行き詰まって、ずっと悶々としていたそうです。周りはうまくやれているように見える。それに比べて、自分は——。
そんなとき、友人がメッセージをくれました。
「あなたはあなたのままでいい。あなたのことを良いと言ってくれる人は、きっといるよ」
その言葉に、涙が出たといいます。自分で自分を信じていなくて、周りばかり見て、勝手に比べて、勝手に苦しんでいたんだ——そう気づいた瞬間でした。
隣の芝生が青く見えるしくみ
人がうらやましく見えるとき、わたしたちはその人の「結果」だけを見ています。そこへたどり着くまでの努力や、抱えてきた背景は、外からは見えません。
見えないものを差し引かずに比べれば、自分が見劣りするのは当たり前です。
そして忘れがちなのですが、誰だって最初からできる人はいません。「できて当たり前」というスタートラインは、どこにも存在しないのです。
自信は、自分を信じる練習から育つ
気づいたあと、そのスタッフが始めたのは、特別なことではありませんでした。
- - 休みの日に、同期とカフェで勉強会をする
- - 先輩たちの接客の良いところをノートに書きためる
- - 学んだことを、翌日の店頭でひとつ実践してみる
その繰り返しです。続けられたのは、同じ時期に入った仲間の存在があったからこそでした。
おもしろいのは、学びを重ねるほど「誰かのコピー」になるのではなく、それぞれの個性がかえってはっきりしていったこと。スタッフ一人ひとりのまったく違う持ち味を、お客様はそのまま受け入れてくださったそうです。
自信とは、読んで字のごとく「自分を信じる」こと。比べることに使っていた力を、自分を信じるための小さな努力に向け変える。それがいちばんの近道なのかもしれません。
まとめ——あなたは、たったひとりのあなた
どんなに他人がうらやましくても、他人にはなれません。でもそれは裏を返せば、あなたにしかなれない「あなた」がいる、ということです。
ダメな日があっても、できないことがあっても、「これがわたしだ」と言える。完璧な自信ではなく、そんな等身大の自信から始めてみませんか。比べる相手をひとり手放すたびに、あなたの進める道はひとつずつ増えていきます。