「やりたいことは、あるんです。いつか、タイミングが来たら」

お店でお話をうかがっていると、この「いつか」に何度も出会います。
では、その「いつか」は、いつ来るのでしょうか。今日は、待つのをやめて、自分の手で未来を手繰り寄せるお話です。

「また今度」が口ぐせになっていませんか

ではいつ動くの? また今度。今度っていつ? タイミングが来たら。
——そんなやりとりを自分の中で繰り返してきたなら、一度だけ思い出してみてください。

待っているだけで叶ったことが、これまでにあったでしょうか。

欲しいものは、向こうから歩いて来てはくれません。地に足をつけて、自分の手でしっかりと引っぱって、手繰り寄せる。あなたの思い描く未来は、その糸の先にあります。

動けない理由に、名前をつける

とはいえ、「動けないあなたが弱い」という話ではありません。動けないときには、ちゃんと理由があります。

  • - 不安なのか、恐れなのか
  • - 実は、今の暮らしにそれなりに満足しているのか
  • - 興味はあるけれど、情熱と呼べるほどではないのか
  • - それとも、最初の一歩の勇気が出ないだけなのか

頭の中には毎日新しい情報が流れ込んできて、放っておくと机の上のようにぐちゃぐちゃになります。だからこそ、一度立ち止まって整理整頓。「なりたかった自分」をもう一度思い出す時間が要ります。

なりたい自分が見えている人は、強い

以前、お店に大学生の男の子が来てくれたとき、スタッフが「将来何になりたいの?」と聞いたことがあります。返ってきた答えは「お金持ち」。キラキラした目の、本気の顔でした。

笑い話のようですが、彼の目には目的地がはっきり見えていました。目的地が見えていれば、あとはそこへ向かって進むだけです。

何もしないで叶う夢はありません。そのための行動を起こすこと。そして、その情熱を持ち続けること。遠回りに見えても、これがいちばんの近道です。

まとめ——未来はあなたの手の中に

「いつか」を待つ時間を、今日で終わりにしませんか。

まずは今夜、紙に書いてみてください。「わたしは何が欲しいのか。なぜ、まだ動いていないのか」。その一行が、最初のひと引きになります。

一本の糸がだめでも、糸は何本でも手繰り直せます。生きているかぎり、選び直せる道は無限にあるのですから。