人間関係を整理して、持ち物を減らして、ずいぶん身軽になったはずなのに——なぜだか心が空っぽに感じる。

もしあなたが今そんな状態なら、それは後退ではありません。
「手放す」が終わって、「自分で自分を満たす」段階に来た合図かもしれません。

削ぎ落としは、意味のある痛みだった

目を背けてきたこと。知らないふりをしてきたこと。誤魔化してきたこと。

それが誤魔化しきれなくなって、自分の中にも周りにも表面化する時期があります。つらい時期ですが、そこには意味があります。

向き合って、「もう同じことは繰り返さない」と気づいたとき、人は変われるからです。

足元がグラグラするのは、自分の中に揺らがない芯がまだ育っていないだけ。
限られた力を、必要のないことや必要のない人のために使いすぎていたと気づいたら、自分の意図する方へ向け直す。それだけでいいのです。

空いたスペースに、何を入れますか

不要なものを手放すと、新しいものが入るスペースができます。
さて、そこに何を入れましょう?

価値観は人それぞれ。幸せの基準も人それぞれ。
だから「自分を満たすものが何か」も、人それぞれです。

  • - 本物にふれると満たされる人
  • - 心地よさがいちばんの人
  • - 「これがいい」と心が動くものを選びたい人

自分なりの基準をひとつ決めると、思考が散らからず、選ぶことがぐっとシンプルになります。

満たすものは、案外身近にある

特別なものでなくてかまいません。

美味しいものをゆっくり食べる。本を読みふける。美しいものを観に行く。
「これがいい」と感じた瞬間、心は確かに動いています。その小さな動きが「生きる喜び」の正体だと、わたしは思うのです。

大事なのは、足りないままにしないこと。
自分を満たすものがわかったら、満たすための行動を起こしてあげてください。

お守りとしての、ブルーオパール

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ブルーオパールです。

やわらかな青の石で、自由・解放・感性の象徴とされてきました。
人の目を気にせず、自分らしさを表現したいとき。自分の「これがいい」を信じたいとき。そんな場面のお守りとして、手元に置いてみてください。

「満たすもの」と「芯」がそろえば

あなたを満たすものと、揺らがない芯という基準。
このふたつがそろえば、それはこれからを生きる土台になります。

人生を楽しむとは、生きる喜びを自分の手で見つけること。
喜びの種は尽きませんし、見つける旅は何歳からでも始められます。今日のあなたの「これがいい」を、どうか大切に。