「なんだか調子が悪いな」と思いながら、毎日に追われてやり過ごす。
そしてある日、どっと崩れる——そんな経験はありませんか。
今日は、店のスタッフが体験した「繰り返す不調」のお話です。
スタッフがつけた名前は「妖怪」
そのスタッフは、口のまわりが乾燥して炎症が広がり、口を開けるのもひと苦労、という不調を経験しました。
一度おさまったと思ったら、しばらくしてまたやってくる。
あまりのしつこさに、彼女はその不調に「妖怪」と名前をつけました。
ちょっと気持ちを入れ替えたくらいでは、いなくなってくれない。
本当の核心——自分の心の状態に気づいてあげないかぎり、居座り続ける。そういう相手だったそうです。
サインは、ずっと前から来ていた
振り返ってみると、不調が表に出るまでには、小さなサインが何度もあったといいます。
けれど日々の生活に一生懸命で、見て見ぬふりをしてしまった。
顔に出てはじめて「これはまずい」と思ったときには、もう止められなくなっていたそうです。
これは身体にかぎった話ではないのだと思います。
物事はたいてい、大きな波が来る前に小さな知らせをよこしています。それを受け取って向き合うことは、自分の弱さと向き合うことなのかもしれません。
「何もしない」というセルフケア
二度目の不調で、スタッフが実行したことはとてもシンプルでした。
- - 無理をしない
- - 我慢しない
- - 思っていることを吐き出す
- - 「やらないといけない」をやめる
- - 何もしない、を実行する
そして何より、「回復に向かう」と自分で決めること。
決めることで、思考は少しずつ向きを変えていきます。
昔は「やり過ぎだよ」と止めてくれる人がいても、大人になるとそうはいきません。
自分の心と身体は、自分で気にかけてあげるしかないのです。
当たり前が、当たり前でなくなったとき
口が開かないと、食べることもひと苦労です。
すべて小さく切って、しみるものは避けて——そうして気づいたのは、ふだん何も考えずに食べられることが、どれほど幸せかということでした。
少し口が開くようになって、大きなひと口が食べられた日の感動。
不調は、健康と心の大切さをあらためて教えてくれる先生でもあったようです。
まとめ——何度でも挽回できる
もし今、苦しいさなかにいるなら、これまでサインを何度かスルーしてきたのかもしれません。
でも、大丈夫。そこからでも挽回できます。一度でも、二度でも、何度でも。
まずは自分と向き合って、自分の心の声を聞いてあげてください。
とにかく、自分を大切に。自分が何に癒されるのかを、ゆっくり探すところからで十分です。