「で、あなたはどうしたいの?」
そう聞かれて、言葉に詰まったことはありませんか。
周りの期待、世間の正解、損か得か。考える材料が多いほど、自分の気持ちはかき消されていきます。今日は、迷ったときに心へ聞く、ひとつの問いのお話です。
迷いの正体は「心の声が聞こえない」こと
迷っているとき、私たちは情報が足りないのだと思いがちです。
でも、調べれば調べるほど決められなくなった経験はないでしょうか。
足りないのは情報ではなく、自分の心との結びつきかもしれません。
自分の気持ちがはっきり聞こえているとき、人は不思議と迷いません。そこは「安心」の領域だからです。
「どうしたいの?」と、心に問いかける
そこでおすすめしたいのが、シンプルな問いです。
静かな場所で、自分の心に聞いてみてください。「どうしたいの?」と。
「どうすべきか」ではないのがポイントです。
「べき」で考えると世間の声が答えますが、「したい」で聞くと、自分の声が答えます。
最初は小さな声かもしれません。それでも聞こえたら、その声を否定せずに受け取ってあげてください。
経験は、原石を磨く研磨のようなもの
ダイヤモンドは、原石のままでは光りません。カットされ、磨かれて、はじめて輝きます。
私たちの経験も同じです。
嬉しかったことも、つらかったことも、ひとつひとつが研磨の工程。経験を通して、自分の中にある無意識の感情や、本当に大切なものに気づいていきます。
遠回りに見えた出来事も、あなたを磨いていた時間だったのかもしれません。
心の声を聞くための、小さな習慣
心の声は、忙しさの中では聞こえにくいものです。
おすすめは、陽の光の中でのゆっくりした深呼吸。息を吐き切ってから、新しい空気を胸いっぱいに吸い込む。それだけで、頭の中が少し静かになります。
彩石屋では、こうした時間のお供に、ヴィジョンクォーツという水晶をご紹介しています。氷のような透明感の中に、光の粒がきらめく石。2019年にブラジルで見つかった、比較的新しい水晶です。
「自分の心に聞く時間」の合図になるお守りとして、手元に置いてみてください。
まとめ——自分に嘘をつかない生き方は、心地いい
自分の心に嘘をつかずにいられると、人は自分で自分を安心させられます。それは「心地よさ」でもあります。
「どうしたいの?」の答えは、明日には変わっているかもしれません。それでいいのです。
聞くたびに道は描き直せて、描き直せる道は、生きているかぎり尽きることがありません。