仕事に家のことにと走り続けて、ふと気づくと、今日の自分の気持ちをひとつも思い出せない。
そんな日々のすき間に、ふいに不安や寂しさが押し寄せてくることはありませんか。
「忙しいのに、なんで今」と戸惑うその波には、ちゃんと意味があります。
ふいの不安は、心の「気付いて」という声
自分の気持ちを感じる余裕がないとき、心は黙って待ってくれているわけではありません。
不意打ちのような不安、理由のわからない寂しさやつらさ。
それは心が「気付いてくれ」と声を上げているサインです。
だからその波が来たら、追い払おうとしなくて大丈夫。
むしろ、ゆっくり耳を傾けるチャンスが来た、と受け取ってみてください。
声の奥にいるのは、幼いころのあなた
その叫びをじっくり聴いて味わっていくと、不思議なことに、幼い小さなあなたに出逢います。
あの頃、本当はやってほしかったこと。
頭を撫でてほしかった。抱きしめてほしかった。がんばったことを、ちゃんと褒めてほしかった——。
大人になったいまの不安の根っこに、そんな昔の願いが残っていることは、めずらしくありません。
あの頃の願いを、いまの自分の手で叶える
ここからが、今日いちばんお伝えしたいことです。
その小さなあなたの願いを、いまのあなたの手で叶えてあげてください。
方法は簡単です。自分の頭をそっと撫でる。胸に手を当てる。「よくがんばったね」と声をかける。自分の手で触れるだけでもいいのです。
小さな自分を労わる時間を重ねていくと、自分への理解が深まり、目の前のことに本気で向き合う力が、少しずつ戻ってきます。
お守りにしたい、ムーンストーンとタンザナイト
気持ちを穏やかに見つめる時間のお供として、彩石屋でご紹介したい石が2つあります。
オレンジムーンストーンは、ものごとを受け止める心の象徴とされてきた石。
タンザナイトは、気持ちを落ち着かせて、冷静なまなざしを支えてくれると言われてきた石です。
石を手に取って眺めるひとときを、「自分の気持ちを感じる合図」にしてみてください。
心の声を聴ける人は、立て直せる人
不安や寂しさが来ない人生は、たぶんありません。
でも、その声を聴いて、幼い自分の願いを叶えてあげられる人は、何度でも自分を立て直せます。
今夜、眠る前の1分だけ。
胸に手を当てて、「今日もおつかれさま」と言ってあげるところから始めてみませんか。そこから先の歩き方は、いくらでも選び直せます。