進むべきか、とどまるべきか。転職、引っ越し、家族との関係。人生は、大小の決断の連続です。
なぜか毎年、年の終わりが見えてくるこの時期になると、「これ、やれていませんよ」「これはどうするの?」と、心の大掃除と決断を迫られるような出来事が続きます。今日は、わたしが決断のときに使っている、シンプルなものさしのお話です。
ものさしは「明るい未来が描けるか」
決断のポイントは、人それぞれにあると思います。わたしがひとつ大切にしているのは、その選択の先に、明るい未来が描けるかどうか。
この先、世界がどうなるかは誰にもわかりません。それでも「こうなる!」「こうしたい!」と思える景色があるほうへ進みたいですよね。
こうしたい、という希望は、それだけで人を前へ進ませる力になります。
前に進めない理由は、目に見えないもの
ところが、希望はあるのに足が止まることがあります。
前進を阻んでいるものの多くは、目に見えないものです。不安、恐れ、過去への執着、昔のつらい記憶。どれも形がなく、「あるようで、実はない」もの。
外の誰かが置いた障害物ではなく、自分の心が生み出している壁なのです。
だとすれば、見方を変えられるのも自分です。「これは、わたしがつくった壁かもしれない」。そう疑ってみるだけで、心はすこし軽くなり、壁の向こうに希望が芽生えてきます。
手放すから、新しいものが入ってくる
新しい何かを受け入れたいとき、意識したいのは「手放すこと」です。
不要なものを手放せば、空いた場所に新しいものが入ってきます。これは物だけの話ではありません。
- - もう終わったことへの後悔
- - 長く持ちすぎた誰かへのわだかまり
- - 「どうせ無理」という古い思い込み
年の変わり目の大掃除と一緒に、心の棚もひとつ、空けてみてください。新しいものの置き場所は、自分でつくるものです。
まとめ:迷ったら、希望のあるほうへ
決断に、あらかじめ用意された正解はありません。選んだあとの歩き方が、その選択を正解にしていきます。
迷いや不安が完全に消える日を待っていたら、いつまでも動けません。それでも、明るい未来が描けるほうを選び、その景色を信じて歩いているうちに、見える風景は変わっていきます。
道はひとつきりではなく、選び直す機会は生きているかぎり何度でもやってきます。今日のあなたの小さな決断が、明るいほうへ向かいますように。
この記事は、2022年11月の旧彩石屋コラムを、現在の彩石屋の考え方(自分軸・手放す・希望)に合わせて書き直したものです。