「お付き合いしている人はいるんです。でも、その先に進まなくて」
お店で、そんなご相談をいただいたことがあります。
関係が動かないとき、私たちはつい相手を変えようとしてしまいます。でも、鍵は別の場所にあるのかもしれません。
「もらってください」だけでは、進まない
ご相談のなかで見えてきたのは、その方が「自分の人生をもらってください」という意思表示だけをしていたことでした。
相手のことを考えているようで、実は相手の人生を見ていない。
自分の人生を生きないまま、自分の人生を相手に預けようとする。それでは相手も、受け止めきれなくなってしまいます。
あなたが弱いからでは、ありません。ただ、気持ちの矢印の向きが、少しだけずれていたのです。
「とにかく」「とりあえず」で動くと、苦しくなる
とにかく今の現状が嫌だから。とりあえず家を出たいから。仕事を辞めたいから。結婚したいから——。
「とにかく」「とりあえず」で、一番身近な人に人生を変えてもらおうとすると、その先で苦しくなります。
人生を相手に委ねすぎると、何かが起きたとき、相手を許せなくなるからです。
こんなはずじゃなかった。もっとこうしてほしかった。あの人はもっとしてもらっている。
気づけば、苦しい愚痴ばかりが積み重なっていきます。
そしてその愚痴や言い訳は、あなた本来の素晴らしい魅力を覆い隠してしまうのです。
愛されたいなら、まず愛する
では、どうすればいいのでしょうか。
その人との先へ進みたいなら、まず自分が相手を心から思いやること。
うまくいかない時期が来ても、その人と生きていくと決める覚悟を持つこと。
そして何より、「この人と一緒に生きていたい」と思われる人になることです。
自分の人生を自分で生き始めた人は、愛されやすくなります。
一番近くにいる誰かに、寄りかかりすぎていないからです。
まとめ——まず、相手も自分も許すことから
あなたは本来、とても素敵で、愛されるべき人です。
誰かを許せない心が残っているなら、その誰かも、あなたを許せていないのかもしれません。
だからこそ、まず相手も自分も許すことから。もらうばかりでなく、与えることから。
物事を楽観的に捉える「愛され上手」は、特別な才能ではなく、誰にでも始められる練習です。
ピンクトルマリンとモルガナイトは、やわらかな愛情の色をした石。
「まず自分から愛する」と決めた日のお守りとして、そっと手元に置いてみてください。
あなたが自分の人生を生き始めたその日から、道はいくらでも開けていきます。