毎日身につけている天然石が、ふと「くすんで見える」「なんだか重く感じる」。
大切にしたいけれど、何をしてあげればいいのか分からない——今日はそんな方のための、石の休ませ方と手入れのお話です。
石にも、休む時間がある
お守りとして毎日一緒に過ごす石は、あなたと同じ日々を、ずっと隣で過ごしています。
人が疲れた日に湯船につかって一日をリセットするように、石にも、休ませて手入れをする時間をつくってあげましょう。
店でも、手入れのあとに表情が軽くなったり、輝きを取り戻したりした石を、これまでたくさん見てきました。
石を休ませる、4つの方法
石の種類によって、向き不向きがあります。お手持ちの石に合うものを選んでください。
- - 水——流水にさらし、柔らかい布で水気を取る。疲れて見えるときは、しばらくつけておいても(水に弱い石には使えません)
- - 塩——自然塩の上に置く、または埋める。終わったら塩を洗い流して、柔らかい布で拭く(塩に向かない石もあります)
- - ホワイトセージ——葉を焚いて、立ちのぼる煙に石をくぐらせる(どの石にも使えます)
- - 水晶さざれ——さざれ石の上に置いて、しばらく休ませる(どの石にも使えます)
休ませながら、元気づける方法
休ませることに加えて、石をいきいきとさせる手入れもあります。
- - 水晶クラスター——人の手が加わっていない原石の上に、石を置いて休ませる
- - 月の光——満月の夜、月光の当たる場所に置く
- - 朝の太陽——日の出から午前10時頃までのやわらかな光に当てる(日光に弱い石は避けてください)
- - 音——澄んだ音を響かせて、聞かせてあげる
どのくらいの頻度でやればいいの?
決まった頻度はありません。毎日でもかまいませんし、「やらなければ」と義務にする必要もありません。
石を眺めて、あるいは自分の状態をふり返って、「最近ちょっと疲れていたね。ありがとう」——そう声をかけるような気持ちで手入れをしてあげることが、いちばん大切です。
彩石屋のおすすめは「煙+原石」
迷ったら、ホワイトセージと水晶クラスターの組み合わせをおすすめしています。
セージの煙は水に弱い石にも使えるので、まず煙にくぐらせてひと息つかせる。そのあとクラスターの上で、一晩ゆっくり休ませる。セージも水晶も、石だけでなく、お部屋や手入れをするあなた自身の気持ちまで、すっと整えてくれます。
手入れの時間は、自分をいたわる時間
石を休ませる数分間は、不思議と、自分自身の疲れにも気づかせてくれます。
「石が疲れて見える日は、わたしも疲れている日」。そう思って、石と一緒にひと休みしてください。
休んだ分だけ、また明日から歩き直せます。石もあなたも、何度でも。