雨の日が何日も続くと、なんだか心まで重たくなる。
やる気が出ない。些細なことでイライラする。そんな自分に、さらに落ち込んでしまう——。
この記事のもとになった旧コラムを書いた日は、19日ぶりの晴天だったそうです。久しぶりの青空に、心までふっと軽くなる。それくらい、天気が心と身体に与える影響は大きいのです。
沈むのは、あなたが弱いからではない
雨続きで気分が晴れないのは、気のせいでも、根性が足りないからでもありません。
晴れの日があれば、雨の日もある。
それは地球がバランスをとるために必要なことであって、誰かのせいではありませんよね。
人生も同じです。山があり、谷がある。
ずっとアクセルを踏み続ければ、車がオーバーヒートするように、心と身体にも疲れが出ます。かといって、何もない日がゆるゆると続きすぎても、今度はやる気のほうが起き上がってこない。
ちょうどいいところを行ったり来たりすること。それ自体が、生きもののバランスのとり方なのだと思います。
鍵をにぎるのは「自律神経」
ここで登場するのが、自律神経です。
自律神経とは、いわば身体の自動運転。心臓を動かす、体温を保つ、呼吸を続ける——あなたが意識しなくても、頑張るモードと休むモードを自動で切り替えてくれている装置です。
気分転換が上手な人は、このオンとオフのスイッチの切り替えが上手な人。
逆に、イライラやストレスをためこみやすい人は、切り替えがちょっと苦手なだけなのかもしれません。
イライラが大切な人に向かう前に
心に余裕がなくなると、いちばん近くにいる大切な人に、つい強い言葉をぶつけてしまうことがあります。
本心ではないのに、心と裏腹の行動をとってしまう。あとで自分がいちばん傷つく——そんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
だからこそ、イライラに気づいたら、まず最初にすることはひとつです。
頑張ることでも、反省することでもなく、リラックスすること。
温かい飲みものを淹れる。窓を開けて深呼吸する。5分だけ目を閉じる。
身体をゆるめる小さな行動が、自動運転のスイッチを「休むモード」へ戻す手助けになります。
森林浴の色をした石、グリーンアベンチュリン
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、グリーンアベンチュリンという天然石です。
森の木漏れ日のような、深くやさしい緑色の石。古くから、心を落ち着けたいときに寄り添う石とされてきました。
ポケットや手首にこの緑があると、目に入るたび、小さな森林浴のような一呼吸を思い出させてくれます。「いま、アクセルを踏みすぎていないかな」と自分に聞き直す合図として、お守りのように持ってみてください。
まとめ——雨の日は、休む日でいい
天気を変えることはできません。でも、雨の日の自分の扱い方は変えられます。
沈む日があるのは、バランスをとっている証拠。
無理に晴れの日の自分を演じなくても、雨の日は雨の日なりに、ゆるめて、休んで、また晴れたら歩き出せばいい。
そのくり返しのなかに、あなたらしいペースが、ちゃんと育っていきます。