「最近、なんだか疲れがとれない」「理由はわからないけれど、気持ちが重い」。
そんな日が続いていませんか。はっきりした原因が思い当たらないとき、心の奥には、自分でも気づいていないストレスが静かに積もっているのかもしれません。
ストレスには「気づけるもの」と「気づけないもの」がある
ストレスとひとことで言っても、実はふたつの種類があります。
ひとつは、自分で「これが嫌だ」とわかっているストレス。こちらは誰かに話したり、紙に書き出したりするだけで、ふっと軽くなることがあります。
やっかいなのは、もうひとつのほう。自分では気づかないまま、心の底に積もっていくストレスです。
気づいていないからこそ手当てができず、ある日とつぜん、あふれ出してしまう。心や身体の不調というかたちで表に出てくることもあります。
あふれる前に、根源を知る
では、どうすれば気づけないストレスに手が届くのでしょうか。
手がかりは、日々の小さな場面にあります。
たとえば、気乗りのしない食事会に誘われたとき。以前なら流れにのって参加していたけれど、本当は行きたくなかった——そんな経験はありませんか。
その会に自分にとって意味があるなら、多少おっくうでも行く価値はあります。けれど、その気がまったくないのなら、思いきってやめてみる。
「断ったら相手はどう思うだろう」と相手のことを先に考えるのをいったん横に置いて、まず、自分はどうしたいか。 ここから考えてみてください。
我慢のクセが、ストレスの根源を隠す
ストレスが積もりやすい人は、相手の立場に立ちすぎて、知らないうちに自分が我慢する側に回っていることがよくあります。
相手のことを考える前に、まず自分のことを考える。
これは、わがままではなく訓練です。
自分軸で考えるクセがついてくると、自分にとって要るもの・要らないものの輪郭がはっきりしてきます。手放せるものは手放せるようになり、「ああ、わたしはこれが嫌だったんだ」と、ストレスの根源が見えてくる。
根源がわかれば、手放し方もわかります。そしてそれは、自分を知ることそのものにつながっていきます。
揺れながらでいい
とはいえ、一度手放したはずのものが、また戻ってくる日もあります。頭がぐちゃぐちゃになる日も、揺れる日もあって当たり前。
そのたびに「今度はどう考えよう、どう動こう」と試行錯誤すればいいのです。昨日より今日、今日より明日。小さな一歩で十分です。
心を落ち着けたいときの石——ジェムシリカ
彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ジェムシリカという天然石です。
緑と青のまざりあった色合いは、大地や森や海を思わせて、まるで小さな地球のよう。自然とのつながりを思い出させ、心を穏やかに保つ象徴とされてきました。
机の上やポケットの中、目に入る場所にひとつ。「いま、わたしはどうしたい?」と自分に問いかける合図にしてみてください。
まとめ——自分軸は、毎日の積み重ねで育つ
気づけないストレスは、なくそうと力むものではなく、「自分はどうしたいか」を問い続けるうちに、すこしずつ正体を現すものです。
何が嫌だったのかを自分軸でたしかめる練習を、今日のひとつの場面から始めてみてください。生きていれば、道はいくらでも選び直せます。あなたのペースで、一歩ずつ。