「癒されたい」と思う日は、ありませんか。
好きなものを食べても、ゆっくり眠っても、なぜかまだ満たされない。もしそうなら、いま必要なのはご褒美ではなく、自分の「癖」に気づくことかもしれません。今日は、そんなお話をさせてください。

ご褒美だけでは届かない場所がある

趣味の時間を楽しむ。丁寧にお茶をいれる。セラピーを受けてみる。自分を満たしてあげることは、立派な癒しです。

それでもどこかに「満たされていない感じ」が残るなら、心の奥で、もうひとつの作業が待っているのかもしれません。

ここでお伝えしたい癒しとは、パターン化された思考の癖・感情の癖に気づいて、手放すことです。

「そんなの無理」「私なんか」

店頭でお話をうかがっていると、よく出会う言葉があります。

  • - そんなの、私には無理
  • - 私なんかが、やってもいいのかな

口にした本人も気づかないうちに、自分で自分の可能性に線を引いてしまっている言葉です。

居心地を悪くしているのは、状況そのものよりも、長年くり返してきた思考と心の癖であることが少なくありません。コンプレックスや漠然とした不安も、たどっていくと同じ癖に行き着くことがあります。

癖は、色つきの眼鏡のようなもの

思考の癖は、長年かけてきた色つきの眼鏡に似ています。

レンズに色がついていることに、かけている本人だけが気づけない。幼いころの環境や、過去に刷り込まれた言葉が、そのレンズの色をつくっています。

だからまず、「私はどんな色の眼鏡をかけているんだろう?」と眺めてみてください。気づくことが、手放すことの半分です。

「このパターンを終わりにする」と決める

癖に気づいたら、次は決めることです。

「このパターンを、もう終わりにする」

そう心に決めると、不思議なもので、その癖と向き合わざるを得ない場面が訪れるものです。逃げたくなりますが、ひとつ向き合うたびに、癖は少しずつゆるんでいきます。

お守りとしての、ゴールデンマイカ

彩石屋の店頭で、このお話とともにご紹介してきたのが、ゴールデンマイカという金色にきらめく石です。

素直さと柔軟な思考を取り戻し、パターン化された思考や感情を手放すことを支えてくれる、と言われてきました。

机の上や鏡のそばに置いて、目に入るたびに「今日も眼鏡の色をひとつ確かめよう」と思い出す。そんなお守りとしての付き合い方を、おすすめしています。

癖に気づいた日が、変わりはじめた日

癖は長い時間をかけて身についたものですから、今日明日で消えるものではありません。

でも、気づいた瞬間から、世界の見え方は少しずつ変わりはじめます。眼鏡を外した先には、思っていたよりずっと広い景色——選べる道が、いくつも広がっているはずです。

「そんなの無理」と「私なんか」を、すこしずつ手放していきましょう。