「仲良しの友だちと、お揃いの何かを持ちたいんです」
そんなご相談を、店頭でいただくことがあります。大人になってからの「お揃い」は、ちょっと照れくさくて、だからこそ嬉しいもの。今日は、誕生石のネックレスをめぐる、微笑ましいお話です。
気に入った石を、1粒から身につけられる
天然石のアクセサリーのなかで、近ごろ人気が高まっているのがネックレスです。
理由のひとつは、気に入ったビーズ(石)を1粒から身につけられる手軽さ。ビーズの穴に通すタイプのチェーンがあれば、たいていの石がそのままネックレスになります(まれに穴が小さくて通らない石もあります)。
コロンと丸いビーズのフォルムも、かわいらしさのひとつ。カットされた宝石とはまたちがう、天然石ならではの醍醐味です。
ネックレスは、いちばん古いジュエリー
ネックレスの歴史はとても古く、ジュエリーのなかでも最古といわれています。
その昔、人々は貝殻や草花、石といった身近な自然の素材を紐につなげて、身を守るお守りとして大切にしてきました。
身につける人の幸せや無事を願うものとされてきたからこそ、いまも贈り物として選ばれ続けているのですね。
お誕生月が同じ、お友だちとお揃いで
先日ご来店くださったお客様のご希望は、「お誕生月が同じ仲良しのお友だちと、ネックレスをお揃いでつけたい」というもの。
オーダーは、誕生石でお揃いのネックレスでした。
できあがりをご覧になって、「かわいい〜!」ととても気に入っていただけました。同じ月に生まれたふたりが、同じ石を身につける。なんて素敵なお守りでしょう。
7月の誕生石、ルビー
7月の誕生石は、ルビー。ラテン語で赤を意味する「ruber」を語源にもつ、赤い石の代名詞です。宝石の世界では「女王」とも呼ばれてきました。
古くから身を守るお守りとして用いられ、「勝利の石」という呼び名も伝わっています。困難のなかでも前を向きたいときに、そっと支えてくれるお守りです。
また、ルビーの赤は愛の象徴ともされてきました。人と人との絆や、誠実なつながりを願う石として、お揃いのネックレスにもぴったりです。
ちなみに、日本では7月の誕生石として知られるルビーですが、フランスでは3月の誕生石なのだそうですよ。
お守りを、誰かと分け合うということ
石をひとりで持つのもよいものですが、大切な人と分け合うと、また別のあたたかさがあります。
離れていても、同じ石が手元にある。それだけで、ふと相手を思い出し、自分もがんばろうと思える。
あなたにも、そんな「分け合いたい人」の顔が浮かんだなら——誕生石のネックレスは、きっとよいきっかけになってくれます。