求人サイトや習いごとの案内を、何日も眺めては、そっと閉じる。
「ピンとくるものがないなあ」とつぶやきながら、また同じページを開いてしまう。

そんな経験はありませんか。
今日は、彩石屋の店頭に立ってくれていた、あるスタッフの実話からお話しします。

何度見てもピンとこない。なのに、その一件だけ

当時学生だった彼女は、新しい働き口を探していました。
何日も求人サイトを眺めても、心が動くものはなし。それでもあきらめずに、何度も同じサイトを開いていたそうです。

そんなある日、ひとつの求人に目がとまりました。
仕事の内容も、まだよく分かっていない。なのに「これだ!」と感じて、その場で応募してしまった——本人いわく、「なんだか気持ちがワクワクしたんです」。

理屈より先に、心が答えを出している。
そういう瞬間が、人生にはたしかにあります。

忙しいときほど、心は変化を求めている

おもしろいのは、ここからです。

当時の彼女のスケジュール帳は、予定で真っ黒。
新しい仕事を始める余裕など、どこにもなかったはずでした。

それでも応募した理由を、彼女は後からこう振り返っています。
「忙しいからこそ、何か変化を求めていたのかな、と」

忙しさの裏側で、「このままでいいのかな」という小さな声が鳴っている。
ピンとくる直感は、その声がふいに表に出てきた瞬間なのかもしれません。

「自分を変えたい」は、大きなエネルギー

直感を信じて飛び込んだ彼女は、知識ゼロから店頭に立つことになりました。

不安も失敗もたくさんあったけれど、お客様のあたたかい言葉に何度も救われたと、彼女は話してくれました。そして卒業していくとき、こんな言葉を残してくれたのです。

「自分を変えたいという思いには、すごいエネルギーがあるんだと、ここで働いて思いました」

変わりたい気持ちは、ただの迷いではありません。
それ自体が、次の一歩を押し出してくれる力なのです。

まとめ——直感は、心が先に出した答え

ピンとくる感覚は、当てずっぽうではありません。
何日も探し続けたからこそ、あなたの心が「これ」と選び取った答えです。

もちろん、飛び込んだ先がすべてうまくいくとはかぎりません。
でも、動いた経験は消えませんし、そこからまた選び直せる道はいくつでもあります。

最近、理由もなく心が動いたものはありませんでしたか。
小さくでいいので、今日ひとつだけ近づいてみてください。