暑い日が続くと、冷房を昼も夜もかけっぱなし——そんな方も多いのではないでしょうか。
快適なはずなのに、なんだかだるい。足だけ妙に冷たい。
それ、身体が小さな悲鳴をあげているサインかもしれません。
夏の身体は、思っている以上に冷えている
夏の身体は、外の暑さに合わせて汗をかき、体温を下げようと働き続けています。
そこへ冷房の冷気が加わると、今度は急に冷やされる。この温度差の行ったり来たりが、自律神経(体温や血流を自動で調整してくれる、いわば身体の自動運転)を乱しやすいのです。
しかも冷気は下にたまります。
「足が冷えてる!」と実感される方が多いのは、このためです。
「冷えは身体の不調のもと」と昔から言われてきました。実は夏こそ、温めるケアが大切な季節なのです。
エプサムソルトという選択肢
そこでご紹介したいのが、エプサムソルトです。
「ソルト」という名前で、見た目も塩によく似ていますが、塩分はまったく含まれていません。
正体は硫酸マグネシウム。マグネシウムは「ミネラルの王様」とも呼ばれ、身体にとって大切な役割を持つミネラルと言われています。
これを湯船に溶かして、入浴剤のように使います。
お湯につかるとたっぷり汗をかいて温まり、湯上がりもぽかぽかが続きやすいと言われています。
筋肉のこわばりをゆるめ、たかぶった神経を休ませる、ゆったりした時間にも向いています。
使い方の目安
- - 浴槽のお湯150リットルに対して、300グラム程度(濃度1%以上)を溶かす
- - 温まりやすいぶん、のぼせやすいので、お湯の温度は低めに
- - 入浴の前後に、しっかり水分補給を
暑いとついシャワーで済ませがちですが、週に何度かでも湯船につかる日をつくってみてください。
夏の冷えは、秋の自分への置き手紙
冷房、冷たい飲みもの、冷たい食べもの。夏は身体を冷やす要因だらけです。
そして夏にためこんだ冷えは、季節の変わり目に体調を崩す引き金になりがちです。
つまり、いま身体を温めることは、秋のあなたを助けること。
未来の自分への、ちょっとした仕送りだと思うと、湯船を張るひと手間も悪くありません。
まとめ——湯船は、いちばん身近な「日常という、湯治」
特別な道具も、遠出もいりません。
今夜、お湯を張って、ゆっくりつかる。それだけで、夏のセルフケアは始められます。
身体が温まると、心も少しほどけます。
頑張りすぎた日も、うまくいかなかった日も、湯船からやり直せばいい。暮らしの中に、自分をいたわる選択肢はいくらでもあります。