一度つらい思いをした場所や、似たような場面にさしかかると、胸がきゅっと縮こまる。
「2度あることは3度ある」という言葉が、頭から離れなくなる。

楽しいはずの予定なのに、心のどこかで身構えてしまう。
もしあなたがそうなら、今日はその「身構え」の正体からお話しさせてください。

身構えてしまうのは、心が守ってくれているから

突然怖い体験をしたとき、心はその出来事と、そのときの状況をセットで記憶します。
だから似た場面に出会うと、記憶が呼び起こされて、不安や恐怖が先に立ち上がるのです。

これは、いわば心の自動ブレーキ。
「同じ目にあわないように」と、あなたを守るために働いている仕組みです。

だから、身構えてしまう自分を責めないでください。
あなたが弱いのではなく、心がまじめに仕事をしているだけなのです。

幸せには、自分の「許可」がいる

ただ、このブレーキが強く残りすぎると、困ったことが起こります。

幸せの入り口の前でまで、「どうせまた壊れるかも」と足が止まってしまうのです。
せっかくのご縁や、うれしい出来事を、心から受け取れなくなってしまう。

ここで思い出してほしいことがあります。
幸せかどうかを決められるのは、ほかの誰でもなく、自分自身だということ。

「わたしは幸せになっていい」
声に出すと、すこし照れくさい言葉です。でも、過去の怖さに塗りつぶされた心には、この許可の一言が何よりの薬味になります。紙に書いて、目に入る場所に貼っておくのもおすすめです。

樹木の模様を宿す石、メルリナイト

このお話とともにご紹介したいのが、メルリナイトという天然石です。

白い石の中に、シダや樹木のような模様が浮かぶ、幻想的な雰囲気の石。
名前は、ヨーロッパの古い物語に登場する魔術師マーリンに由来すると言われています。

古くから、自分自身をまっすぐ見つめ、本当の幸せを定めるお守りとされてきました。
身構えそうになったとき、ポケットの中の石にふれて、「わたしは幸せになっていい」と心の中でつぶやく。その小さな繰り返しが、ブレーキをゆっくりゆるめてくれます。

まとめ——怖さの先にも、道は続いている

怖い記憶は、消そうと力むほど、かえって居座るものです。
消すのではなく、「守ってくれてありがとう。でももう大丈夫」と、すこしずつ手をゆるめていく。

3度目に起こることは、過去と同じとはかぎりません。
あなたが選び直せる道は、これから先もいくつでも続いています。今日はまず、自分に幸せの許可を出すところから始めてみませんか。