「あのとき、ああしていれば」「わたしのせいだったのかもしれない」
夜になると、終わったはずのことを引っ張り出してきて、自分を責めてしまう。
そんな夜を過ごしている方に、今日は涼しげな緑色の石・ジェムシリカのお話をお届けします。
責める声は、真面目さの裏返し
後悔や罪悪感が消えないのは、あなたが弱いからではありません。
むしろ逆で、ものごとを真剣に受け止め、自分の責任を引き受けようとする人ほど、責める声は大きくなります。
いいかげんな人は、そもそも後悔しないのです。
ただ、その真面目さが自分にだけ向き続けると、心はすり減っていきます。
他人には「そんなに気にしないで」と言えるのに、自分にだけは言えない——それが、自分を責める人の苦しさです。
ジェムシリカ——「自分を許す」象徴とされてきた石
ジェムシリカは、海の浅瀬のような青みがかった緑色の石です。
厳しい暑さの続く夏、街路樹の緑が風に揺れるのを見たり、日陰に入った瞬間にほっと生き返るような心地がしたり——そんな「涼やかな癒やし」を思わせる色合いをしています。
この石は古くから、愛と癒やし、そして「自分を許す心」の象徴とされてきました。
後悔や罪悪感から立ち直ろうとする人に寄り添う石、と言われています。
石言葉には「愛」「癒し」「女性性」などが挙げられます。
「許す」は、なかったことにするのとは違う
ここで大切なのは、自分を許すことは、失敗をなかったことにするのとは違う、ということです。
許すとは、「あのときのわたしは、あのときなりに精一杯だった」と認めること。
そのうえで、「では、これからどうしようか」と顔を上げることです。
責め続けている間、心はずっと過去に立たされています。
許した瞬間に、ようやく「いま」に帰ってこられるのです。
心にたまった言葉を、外に出す
ジェムシリカは、心からのコミュニケーションを助ける石とも言われています。
自分を責める言葉は、ひとりで抱えていると、頭の中でどんどん大きくなります。
信頼できる人にぽつりと話してみる。紙に書き出してみる。それだけで、輪郭がはっきりして、「思っていたより小さかった」と気づけることがあります。
- - ストレスで心が疲れていると感じるとき
- - 自分のことを好きになれないとき
- - 後悔や自責の念で心が折れそうなとき
そんなときは、この緑の石を「自分にやさしくする合図」として、そばに置いてみてください。
まとめ——自分の味方を、ひとり増やす
ジェムシリカを手にとるたび、思い出してほしいことがあります。
あなたを責める人の中に、あなた自身まで加わる必要はない、ということです。
過去は変えられなくても、過去の自分への眼差しは、今日から選び直せます。
自分の味方をひとり——まず、あなた自身を——増やすところから。ここから先の道は、いくらでも作っていけます。