「やる気が出ないんです」
「夜、眠れなくて」

お店でお話をうかがっていると、こんなご相談をよくいただきます。
そして続けて、多くの方がこうおっしゃるのです。「以前は、いろいろなことに意欲的に取り組めていたのに」と。

苦しさの正体は、「過去の自分」との比較

「できていた」頃の自分を知っているからこそ、できなくなった今の自分に歯がゆさを感じる。
過去と現在を比べては、できない自分を責めて、落ち込む。

これでは、心が疲れてしまいます。

あなたが弱いからではありません。
「あの頃はできていた」という記憶が、いまのあなたに合わない物差しになってしまっているだけなのです。

「どうして?」に、さようなら

目標に向かって前向きに頑張っているつもりでも、心のどこかで「なんでできないの?」と自分を問い詰めていると、なかなか思うようには進みません。

どうして、なぜなの——。
その問いとは、いったんさようならしませんか。

代わりに、こう受け止めてみてください。
「今は、こういう時なのね」

過去の自分も、今の自分も、全部ひっくるめて受け入れる。
今の状況と付き合っていこうと決めたときから、変化は始まります。

「悩みが吹っ飛びました」の、本当の理由

冒頭のようなご相談をくださったお客様から、後日「先日までの悩みが吹っ飛びました。すごく前向きになれました」というお声をいただいたことがあります。

変化のいちばんの理由は、特別な何かではなく、今の自分を素直に受け止められたこと。
受け止め方が変わると、同じ毎日が違って見えてくるのです。

まとめ——まんま受け止める、から始まる

できない日があっても、立ち止まる季節があっても、あなたの値打ちは変わりません。

「今はこういう時」とまんま受け止めたら、次の一歩は案外軽くなります。
できていた過去に戻らなくても、ここから歩ける道はいくらでもあるのですから。