「ピン!とくる」という感覚、最近ありましたか。
考えても考えても答えが出ない。直感もはたらかない。
そんなとき、頭の中では「こうであるべき」というこだわりが、フル回転しているのかもしれません。今日は、そのこだわりを手放すお話です。
直感がはたらかないのは、余裕がないサイン
アンテナを張って過ごしていると、思わぬひらめきが自分の中に入ってくることがあります。
ふと「こっちだ」と感じる、あの感覚です。
でも、身体の調子がいまひとつだったり、心が不安定で余裕がなかったりすると、ピンとこないんですよね。せっかくのひらめきも、受け取れずにスルーしてしまう。
直感がはたらかないということは、頭だけで考えているということ。
まずはそれを、「余裕がなくなっているよ」という自分からのサインとして受け取ってみてください。
「こうであるべき」が、心を固くする
頭だけで考えているとき、いちばん優先されているのは自分のこだわり——「こうであるべき」という思い込みです。
こだわりで固めた考えは、たいていうまくいきません。
「べき」が満載の頭は、ちっとも心が豊かではないからです。頭も心もリラックスできていない。だから、うまくいくはずのものまで、うまくいかなくなる。
固く握ったこぶしには、新しいものを乗せられません。それと同じことが、心にも起こっています。
考えることは、悪いことではない
誤解しないでいただきたいのですが、考えること自体は悪いことではありません。
ただ、自分本位すぎる考えだけで自分のこれからを決めてしまうのは、すこし危険な気がします。
こだわりを少し脇に置けたとき、人は小さな世界から、大きな世界へ出ていけます。
自分にとっての本当の豊かさは何だろう、と考えてみる。
それが見えてくると心が育って、出来事の辻褄が合うように、ものごとがまわり始める——店でお話をうかがっていても、そう感じることがよくあります。
手放すには、合図があるといい
こだわりや不安は、「手放そう」と決めただけでは、なかなか手放せません。
何か合図やきっかけがあったほうが、すんなりいくものです。
彩石屋では、モルダバイトという深い緑色の石を、「頭ではなく、心で感じることを思い出すお守り」としてご紹介してきました。
直感がはたらかないとき、頭が疲れているとき。手元の石にふれてひと呼吸おき、「いま、べきで考えていないかな?」と自分に聞いてみてください。
まとめ——心で生きる、を選んでいい
「こうであるべき」は、あなたを守ってきたルールでもあります。だから、捨てられなくて当然です。
それでも、ふと息苦しくなった日は、ひとつだけ脇に置いてみる。
空いた手のひらに、新しいひらめきが乗ってきます。心で感じて生きる毎日は、今日からでも選び直せますよ。