「最近、寝ても寝ても眠いんです」

お店でお話をうかがっていると、ふとこんな言葉が出てくることがあります。
体調が悪いわけでもないのに、なぜか眠い。気力がわかない。そんな自分を「怠けている」と責めてしまっているなら、今日は少し違う見方をお届けしたいのです。

その眠気、怠けではないかもしれません

人が変わろうとするとき、心と身体は思っている以上にエネルギーを使います。

新しい仕事に慣れようとしているとき。家族との関係を見直そうとしているとき。「このままでいいのかな」と人生を考え直しているとき。

表面上は何も起きていないように見えても、内側ではフル稼働。
だから、眠くなるのです。

しっかり寝ているのに眠い。やる気が出ない。なんだか不安定。
それは怠けの証拠ではなく、あなたが今まさに変わろうとしているサインなのかもしれません。

「今」にしがみつくと、苦しくなる

ここで一つ、気をつけたいことがあります。

変わり始めているのに、その変化に気づかないでいると、わたしたちは無意識に「今のまま」にしがみつこうとします。

慣れた毎日。いつもの考え方。今の人間関係。
変化の流れが来ているのに、必死に現状を握りしめる——この綱引きこそが、いちばん疲れる状態です。

眠気やだるさに加えて、イライラや不安が強くなっているなら、それは「握りしめている手を、そろそろゆるめませんか」という心からのメッセージかもしれません。

感情の乱れは、自分への手紙

イライラする。わけもなく不安になる。涙もろくなる。

感情の乱れは、できれば感じたくないものです。でも見方を変えると、それは自分から自分へ届いた手紙のようなもの。

「何かが変わろうとしているよ」「無理をしているよ」と、言葉になる前の違和感を知らせてくれています。

手紙を無視して走り続けるのではなく、いったん立ち止まって読んでみる。
「わたしは今、何に反応しているんだろう?」と自分に聞いてみるだけで、漠然としたモヤモヤに輪郭が生まれます。

身体をゆるめることから始める

変わり時のエネルギー不足を感じたら、まず身体からゆるめてあげてください。

  • - 深い呼吸をひとつ、ゆっくり吐き切る
  • - 温かい飲みものや入浴で、身体を温める
  • - 「眠いなら寝る」を自分に許可する

身体が冷えてこわばっていると、心まで縮こまりやすくなると言われています。
頭で考えて解決しようとする前に、身体をほどく。順番はそれで十分です。

お守りとしての、ミネラルクォーツ

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ミネラルクォーツという天然石です。

長い年月をかけて、まわりの鉱物を取り込みながら結晶した石。環境の変化を受け入れながら、自分という形を結んでいく——その成り立ちそのものが、変わり時のわたしたちと重なります。

寝ても眠い日、気力がわかない日に、手元の石にふれて「今は変わり時なんだ」と思い出す。そんなお守りとして、そばに置いてみてください。

まとめ——眠い日は、変化の準備中

寝ても眠い。気力が出ない。そんな自分を責める必要はありません。
それはあなたが弱いからではなく、次の景色へ向かう準備に、心と身体がエネルギーを注いでいる最中だからです。

変化の波に逆らわず、ゆっくり休みながら乗っていけばいい。
道は一本ではありません。生きている限り、進み方も、進む先も、いくらでも選び直せます。

今日はどうか、罪悪感なしで、早めにおやすみなさい。