手帳やカレンダーアプリで、「天赦日」「一粒万倍日」という文字を見かけたことはありませんか。
新しいことを始めるのに良いとされる、昔ながらの暦の吉日です。
「そういうの、信じるほうじゃないし」という方にこそ、今日は読んでいただきたい。吉日との、ちょっと実用的な付き合い方のお話です。
吉日は「始める口実」をくれる
新しいことを始めたい。でも、きっかけがない。
明日でも来週でもいい気がして、ずるずると先延ばし——誰にでも覚えのある流れだと思います。
吉日のありがたさは、まさにここにあります。
「今日始める理由」を、外からぽんと手渡してくれるのです。
天赦日は、この日に始めたことはうまく運ぶと言われてきた日。
一粒万倍日は、ひと粒の籾が万倍に実るという意味から、種まきのように物事を始めるのに向くとされてきた日。
昔から、お財布を新調したり、仕事や習いごとを始めたりする日に選ばれてきました。
縁起を担ぐと、なぜ心が軽くなるのか
縁起担ぎの正体は、迷いを減らしてくれる仕組みです。
「今日でいいのかな」「もっと良いタイミングがあるんじゃないか」。
この迷いが消えるだけで、人は驚くほど身軽に動けます。
そして「良い日に始められた」という納得感は、続ける力にもなります。
何ごとも気持ちの持ちようと言いますが、その「持ちよう」を整える道具として、暦はなかなか優秀なのです。
自分が心からこれだと思えていないことは、なかなか形になりません。
だからこそ、心が前を向く仕掛けは、使えるだけ使っていい。
大事なのは、暦より「自分がどうしたいか」
ただし、主役は暦ではなく、あなた自身です。
- - 自分がやりたいことは何か
- - 自分が豊かだなと感じることは何か
- - 自分にとって快適で楽しいことは何か
次の吉日が来る前に、この3つを紙に書き出しておくのがおすすめです。
できるかどうかは、いったん脇に置いて。書き出した中から「これを始める」とひとつ決めておけば、吉日が来た瞬間に動けます。
豊かさの象徴、ルチルクォーツ
水晶の中に金色の針が走るルチルクォーツは、古くから富・豊かさ・成功の象徴とされてきた石です。
今いる場所から一歩踏み出したいとき。
立場やしがらみで身動きが取れない気がするとき。
新しい扉は、開ける前がいちばん重く感じるものです。
ルチルクォーツを「踏み出すと決めた日の自分」を思い出すお守りとして手元に置くと、扉の前で立ちすくむ時間が少し短くなるかもしれません。
まとめ——きっかけは、つくっていい
吉日はあくまで、きっかけです。
でも、きっかけを上手に使える人は、人生の舵をこまめに切れる人でもあります。
良い日を待つのも、待ちきれずに今日始めてしまうのも、どちらも正解。
始め方の数だけ、その先の道は開けていきます。
あなたの「始めたい」に、ちょうどいい口実が見つかりますように。