「あの人は才能があるから」「わたしには無理」。
がんばっている人ほど、ふとした瞬間にこの言葉が口をついて出ます。
でも、人の未来を決めるのは、本当に才能なのでしょうか。

意志が習慣になり、習慣が力になる

未来を分けるのは、生まれつきの才能ではありません。

「こうする」と決める小さな意志が、毎日くり返されて習慣になる。
習慣が続いて、いつのまにか力になる。力が積み重なって、揺るがない自分になっていく。

この順番に、近道はありません。
そして逆に言えば、才能に自信がなくても、この階段は誰にでも登れるのです。

向かい風があるから、飛行機は飛べる

それでも、目の前の困難や、過去に打ちのめされた記憶を思うと、人生は試練の連続に見えるかもしれません。

ここで思い出してほしいのが、飛行機のことです。
飛行機は、空気の抵抗がなければ飛べません。翼を押し返してくる向かい風こそが、機体を空へ持ち上げる力になります。

あなたの前に立ちはだかるものも、それと同じ。
越えようとした経験の分だけ、あなたはより高く、力強く飛べるようになっていきます。

正念場にこそ、持てる力を注ぐ

毎日すべてに全力を出す必要はありません。それでは息が切れてしまいます。

ただ、「ここぞ」という正念場は、人生に何度かやってきます。
そのときだけは、出し惜しみせず、持てる集中をすべて注いでみてください。

つらい状況のただ中でこそ、あなたが思っている以上の意志の強さが、ちゃんと顔を出してくれます。

漆黒のブラックオニキスを、お守りに

彩石屋でこのお話とともにご紹介したいのが、ブラックオニキスという天然石です。

吸い込まれるような漆黒のこの石は、古くから強い意志と忍耐の象徴とされてきました。
くじけそうな日、手元の一粒にふれて「今日も、決めたことをひとつだけ」と思い出す。そんなお守りとして持ち主に寄り添う石です。

まとめ——階段は、今日の一段から

才能のあるなしを採点される人生ではなく、意志を育てていく人生を。
今日の一段は、笑ってしまうほど小さくてかまいません。

そして、もし今の道で力尽きそうなら、別の階段を探したっていいのです。
登り方も、登る山も、生きているかぎりいくらでも選び直せます。